健康

インフルエンザの潜伏期間や症状!感染やうつるのを予防するためには

冬に流行するインフルエンザですが、ウイルスに感染すると本当につらいものです。

咳やくしゃみなどによって知らずにうつることもあります。

そこで、インフルエンザの潜伏期間や症状、またインフルエンザにかかりにくい方法や対策についてご紹介したいと思います。

感染予防を知って少しでもインフルエンザにかかりにくい生活を心がけたいものです。

 

 

インフルエンザの潜伏期間


 
インフルエンザの潜伏期間は1~3日とされています。インフルエンザにかかったら、発症前~発症後5~7日頃まではインフルエンザウイルスを排出する可能性があります。

インフルエンザの感染力が最も高い時期は発症日から3日間ほどです。

個人差はありますが、熱が下がっても2日間は感染力が残っているので自宅療養するなど外出を控えることが必要です。

よって、だいたい発症してから約10日前後は気をつけないといけないですね。

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インフルエンザの症状

インフルエンザの症状とはどのようなものでしょうか。

わかりやすく風邪と比較してみてみましょう。
 

症状 風邪 インフルエンザ
発症時期 1年中発症 主に11月~2月頃の冬発症
主な症状
喉の痛み
鼻水
くしゃみ
鼻づまり

喉の痛み
鼻水
全身の倦怠感
食欲不振
頭痛
関節痛
筋肉痛 
体温 37~38℃の微熱 38℃以上の高熱
症状の進行 緩やか 急速

 
インフルエンザの発症時期ですが、風邪は年中かかりやすいのに対して、インフルエンザにはかかりやすい時期があります。それは、空気が乾燥する11月~2月頃の冬です。
 
インフルエンザの初期症状は、咳、のどの痛み、鼻水などで、風邪の症状とよく似ています。
 
そのため、本人も風邪だと思い込んで、気づかないうちに「学校や会社に行った」「電車に乗って外出した」などという人もいるかもしれません。

インフルエンザが発症しやすい時期に次のような症状が現れたら、インフルエンザも疑ってみましょう。

全身の倦怠感、食欲不振、頭痛、関節痛、筋肉痛はインフルエンザの症状です。

インフルエンザの症状の進行は急速なので、「昨日まで元気だった人が今日は休んでいる」という事もよくあります。

特に冬はインフルエンザが流行しやすい時期ですので、体調がおかしいなと感じたら無理をせず、休んで病院に行ってみましょう。

 

 

感染やうつるのを予防するためには

予防してもインフルエンザにかかってしまう場合はあります。

できるだけインフルエンザにかからないようにするためにも、かかりにくくするための方法をご紹介したいと思います。

【1】インフルエンザ予防接種

予防接種
 
インフルエンザがうつるのを予防するためには、予防接種することが挙げられます。

予防接種することで、インフルエンザの発症を予防するだけではなく、万が一、発症したとしても重篤化を防ぐことができます。

【2】マスクの着用

マスク
 
インフルエンザにかからないようにするためには、マスクの着用はかかせないですね。

マスクは飛沫感染を防ぐこと以外にも、手や鼻が接触するのを減らし、更にはウイルスが好む乾燥を防ぐこともできます。

さらに、部屋内でしたら、ウイルスの活動がしにくい湿度(50%~60%)に保つのが効果的と言われています。

そして、マスクの着用において注意して欲しいことがあります。

マスクはインフルエンザ予防対策として効果的ですが、サイズが合わないなどのつけ方が間違っていると意味がありません。

ウイルス感染したり、また、ウイルス感染させたりしてしまう恐れがあるので、正しくマスクを付けることを心がけましょう。
 

正しいマスクの付け方

マスクは鼻・頬・顎にフィットするようにすることが大事です。

マスクの中心を折り、ひもゴムの部分が長い場合は結ぶなどして調整し、鼻・頬、そして顎の下までしっかり覆うようにつけてください。

また、同じものを続けて使用せず使い捨てにし、外す時は、マスク表面に触れないようにして捨てるようにしてください。(後に出てくる、接触感染をおこす可能性がある為)

【3】手洗い・うがい

手洗い うがい
 
インフルエンザの感染経路は「唾・咳などの飛沫感染」と「接触感染」です。そのため、手洗い・うがいはインフルエンザの予防対策につながります。

主には飛沫感染の方ですが、同じものを触ることがきっかけで感染してしまう可能性もあります。

インフルエンザに感染しないためにも手洗い・うがいはかかせないです。

身近にインフルエンザの人がいるならば、部屋内の殺菌・消毒、むやみに手や顔を触らないなどした方がよいです。
 

予防対策に歯磨きが有効!

補足ですが、インフルエンザ予防対策に歯磨きは有効なんです。

口の中はバイ菌が発生しやすい場所で、寝ている夜の間は特に繁殖しやすくなります。

歯磨きしないでいると、バイ菌が繁殖し酵素を出します。その酵素が粘膜を傷つけてウイルスやバイ菌が付きやすくなるのです。歯磨きは欠かさず行う方がよいですね。

【4】免疫力を高める

ウイルスと睡眠
 
インフルエンザに感染するということは、免疫力の低下によりインフルエンザウイルスに負けてしまうということです。

インフルエンザの予防も含め、他の病気にも言えることですが、規則正しい生活や食習慣を心がけ、免疫力をUPさせましょう。

 

免疫力を高める方法

・バランスよく栄養摂取すること。(特にたんぱく質・ビタミン摂取は◎)

・睡眠をしっかり取り、疲れやストレスをなるだけ残さない。

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まとめ

なるだけかかりたくないインフルエンザ。

予防ができるのであれば、まずはご紹介したことを行ってみてください。

しかし、かかってしまったら仕方がありませんので、「インフルエンザかな?」と思ったら早めに病院へ行くことです。(自己判断は良くありません)

取り敢えず、急に38℃以上の熱が出た時にはインフルエンザを疑ってみてください。

 

 

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