ミーユエ王朝を照らす月(芈月伝Legend of MiYue)のドラマ1話のあらすじをネタバレで紹介します。
中国の戦国時代が舞台のドラマで、主人公の美しき天運の覇星ミーユエを演じるのはスン・リーさんです。
秦の始皇帝の高祖母ですが波乱に満ちた生涯が描かれた女帝のお話です。
なんと総製作費58億円!中国で2016年度視聴率No.1を記録したメガヒットドラマです。
ミーユエ王朝を照らす月のテレビCM映像
ミーユエ王朝を照らす月の第1話:覇星の誕生
時は紀元前4世紀。
秦(しん)の孝公(こうこう)が崩御すると、息子の嬴駟(えいし)が秦公として即位し、恵文王(けいぶんおう)となりました。
太子傳(たいしふ/太子時代の教育係)は兼ねてから恨んでいた商鞅(しょうおう/政治家・法家)に、「商鞅に謀反の意あり」と訴え罪を被せると、秦公の恵文王は商鞅をとらえるよう命じます。
逃亡した商鞅たちは、秦と魏の国境近くにいました。
人里離れた田舎の家に宿泊しようと家の主人に頼みますが、旅券を持っていないために断られてしまいます。
その法律は、商鞅が作った法律でした。
商鞅は自ら作った法律で自分の首を絞めることになりましたが、田舎の主人までもが徹底して法を守っていることに感心すると、その場を離れます。
商鞅は再び広野の中を歩き始めますが、秦軍に見つかり捕まってしまいます。
そうして、商鞅は車裂の刑で滅ぼされてしましました。
そのころ楚の国では・・・
商鞅の死は、楚(そ)の威王(いおう)にも届きました。
威王は商鞅の死について惜しい人材を失くしたと言いい、楚の政治家たちと話をしていました。
そこに、楚の国で覇者誕生の予兆をしめす星が現れます。
観星台で天体観測していた太史令(たいしれい/天体観測するのが職務の人)の唐昧(とうばい)がその星を見つけると、急いで威王に謁見しに現れます。
太史令(たいしれい)が未来の覇者を身ごもった妊婦が後宮にすでにいるはずという言葉に楚王は期待を抱きます。
威王はすぐに永巷令(えいこうれい)を呼び、後宮に懐妊している妃らがいるのか尋ねます。
すると永巷令は、称号を持つ妃らの中にはいないが、ただ莒姫(きょき)宮殿の向氏(しょうし)は威王の子を身ごもって6か月だと言いました。
それを聞いた威王は、秦の商鞅の死と共に“商鞅の法”も破れ、楚に覇者の星が君臨したとなれば、楚が天下の覇者となる日もそう遠くはないと喜びます。
そのころ、後宮では・・・・
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— 華ざかり!華流パラダイス (@NBChua) 2017年9月15日
莒姫(きょき)
威后(いこう・楚王后)が莒姫(きょき)に言いがかりをつけて叱っていました。
威后の侍女の玳瑁(たいぼう)がやってくると、莒姫(きょき)を下がらせます。
玳瑁(たいぼう)は尚氏が身ごもったこと、そして太史令の唐昧(とうばい)によると、お腹の子は楚の覇星であること、威王が尚氏を夫人の位を与えたことを告げます。
尚氏は尚夫人にくらいがあがりましたね!
それを聞いた威后は、楚の国土は大王(威王)と我が子・槐(かい)のものだと言い、わが子の将来に影響があってはいけないと考え、翌日、尚夫人(尚氏)の女侍医の挚(し)を呼び出します。
威后から呼び出された挚(し)は尚夫人の流産を命じられます。
挚(し)はびっくりして抵抗するも、挚(し)に7歳の息子がいることを知っていた威后は、子供を盾に命じてきました。
そうして、挚(し)は自分の息子を守るために、意に反しながら命令を受けざるを得ませんでした。
威后も子を持つ母親のはずなのに、子供を盾にするなんて~!!
莒姫宮殿では・・・
その後、挚(し)は莒姫宮殿の尚夫人に新しいのみ薬だと嘘をついて薬を持ってきました。
尚夫人は信頼している挚(し)が持ってきたのみ薬を飲もうとすると、莒姫(きょき)が現れます。
莒姫は尚夫人が飲もうとしていたのみ薬を「飲むのは待ちなさい」と言います。
莒姫は、未来の覇者に何かあっては一大事であるため、今後、尚夫人の薬はすべて永巷令(えいこうれい)の監視の下で煎じると言います。
莒姫がこのことを伝えると、挚(し)は侍女の葵姑(きこ)が持っていたのみ薬が手から落ちるようにわざとぶつかって器を割ってしまいます。
証拠隠滅ってとこですね!
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— 華ざかり!華流パラダイス (@NBChua) 2017年9月15日
向夫人(しょう夫人)
莒姫は尚夫人に子供が無事に生まれるまで安全な場所として、自分の寝所のある雲夢台(うんぼうだい)に住むように部屋を明け渡します。
そこに侍女の葵姑(きこ)が割れた器の破片を莒姫に届けに来ます。
莒姫は匂いを嗅いで「淡竹葉(たんちくよう)またの名を砕骨子(さいこつし)」だと言います。
流産の薬だったことを知った尚夫人は、驚きを隠せませんでした。
身分が低いため、宮殿では恨みを買うことのないよう身を慎むようにしてきたと言いますが、莒姫は関係ないと言います。
後宮での出産は、すべて威后の気持ち一つで決まると言うと、莒姫にも5年前に同じように薬を飲まされた過去があったことを告げました。
莒姫煮もつらい過去があったのですね。
一方、女医の挚(し)は威后に計画が失敗したことを報告すると、急がないからもう一度計画を実行するようにと機会を与えられました。
3か月後・・・
尚夫人の出産予定日になったころ、威后は威王に将来の楚の覇者に何かあってはいけないため、自分宮殿のある高唐台(こうとうだい)で出産を執り行わせてほしいと頼みます。
子供の命が狙われているとは思わない威王は、威后の見せかけだけの配慮に感心し、見上げた心がけだと褒めると承諾しました。
そうして、威后は嫌がる尚夫人を無理やり自分の寝所のある高唐台(こうとうだい)に連れてきます。
付き添ってきた莒姫も高唐台に入ろうとすると、威后の侍女から女医の挚(し)以外入れないと追い出されます。
威后は威王も承諾の上だと言って自分たちだけで出産を始めようとしました。
すると、莒姫は威王に直談判しようと急いで威王の元に行きます。
護衛官からは会議中で謁見できないと拒否されるも、刻一刻を争うのに会議が終わるのを待ってはいられません。
莒姫は護衛官の手を振りほどき、会議の最中の威王に謁見します。
威王から怒鳴られ出て行けと言われる莒姫ですが、覇星の生死は楚の国運、天下統一の偉業にかかわる問題であるため、自ら出産を見守ってほしいと必死に説得し懇願します。
莒姫の必死の懇願に威王も威后の高唐台に向かいました。
そのころ、高唐台では・・・
尚夫人の出産間近でした。
威后は女医の挚(し)に今こそ機会が来たと言って圧力をかけていました。
その時、威王が突然現れたため、威后もあわてて寝所から出てきます。
威王が尚夫人の様子を尋ねると、難産であるため無事な出産は厳しいと伝えます。
しかし、ちょうど子供のうぶ声が聞こえました。
莒姫は威王に祝いの言葉を述べると威后は計画がまた失敗に終わり落胆します。
しかし、生まれた子供は男児ではなく、女児でした。みな覇星として男児が生まれると思っていただけに威王もショックでその場から立ち去ります。
威后はほっとしてその場を立ち去ります。
覇者が男児ではなく女児だったことに怒り心頭の威王と威后は、太史令の唐昧を呼び出し怒鳴ります。
太史令の唐昧(とうばい)はどうやら性別まではわからなかったようですね。
太史令の唐昧(とうばい)は星の相について、男児の場合は国を興す覇者となるが、女児の場合は幸福か不幸かは不明であると言います。
しかし、天の意思は変えられず、命に背けば害が及ぶと説明しました。
威王は、女児の誕生が幸か不幸かもわからないと答える太史令の唐昧(とうばい)に怒りが収まらず、罰を与え追放してしまいます。
誕生した女児は幸福をもたらすのか災いをもたらすのか、生かすかどうか迷う威王に威后は天命であるなら子供の生死も天にゆだねてはどうかと提案します。
その夜・・・
産後間もない赤ちゃんをあやしている尚夫人もとに、威后の侍女・玳瑁(たいぼう)がやってきます。
威后の命だと言って赤ちゃんを取り上げると、カゴに入れて寝所の宮の外の川に流しました。
尚夫人は産後間もない身体なのに必死になって赤ちゃんを探します。
すると庭園の川にひっくり返ったカゴを見つけてショックを受けて絶望から泣き叫びました。
川の中に身を投じようとする尚夫人を侍女が必死になって止めていました。
尚夫人がちょうど騒いでいたところに、威王と威后が庭園の散歩に通りかかりました。
尚夫人の取り乱した姿を見た威王は尚夫人の好きにさせるように命じます。
すると、赤ちゃんの声が聞こえてきます。
なんと、庭園の少司命(しょうしめい/人間の寿命をつかさどる天神)の像の横の蓮の葉の上で守られて生きていたのでした。
少司命(しょうしめい)のご加護と強運の子であると認めた威王は、幸福に縁のある子であるようだと言って名前をつけます。
ちょうど月のきれいな夜だったことから威王は公主の赤ちゃんに月(ユエ)と名付けました。
4年後・・・・
芈月(ミーユエ)は4歳になっていました。
莒姫宮のある雲夢台(うんぼうだい)には威王の姿はありませんでした。
威王はすっかり遠のいていたのです。
寂しそうに威王のいる宮殿を見つめている母の姿を見た芈月(ミーユエ)は、勇敢にも訪ねてみることにします。
芈月(ミーユエ)は莒姫宮を飛び出し、威王のいる建物を目指します。
しかし到着した場所は、威王が執務をする大殿でした。
子供がこのような場所にいては威王が怒ってしまうことを恐れた護衛たちは芈月(ミーユエ)を捕まえようとします。
騒ぎの声が耳に入った威王は「何事か」と聞きただします。
護衛が小さい子供が迷ってきたのですぐに追い出すと伝えると、威王は度胸のある子の顔を見てみようと執務室に連れてくるようにと言います。
そうして晴れて、父・大王に出会った芈月(ミーユエ)ですが、お喋り好きの芈月(ミーユエ)は恐れを知らずに大王に近寄っていきます。
威王は、父・大王は虎だと思っていたがこわくないと言って近寄ってくる芈月(ミーユエ)を愛くるしく思い、気に入ってしまいます。
そうして芈月(ミーユエ)の頼みを聞き入れます。
それは、母上に会いに来てほしいという願いでした。
約束した威王は、芈月(ミーユエ)に自分に会いに来るための裏道をこっそり教えるのでした。
そうして、4年ぶりに尚夫人の元に威王が訪れます。
これを見ていた莒姫宮の侍女は莒姫宮に威王が尚夫人を訪れていると伝えました。
莒姫は子供がいればこそ、母親にも会いたくなるのだと言って少し寂しそうな表情をしながら、子はかすがいねとつぶやきました。
見どころや感想
「ミーユエ 王朝を照らす月」第1話いかがでしたか。
韓国ドラマのように、中国ドラマも次回作が気になります。
それにしても、威后には腹が立ちますね!!
あの時代は、食うか食われるか。
先手を打たなければ、自分がやられてしまう時代だったので日常茶飯事だったのでしょうか。
信用していた女医までもが仕掛けてくるので、信用できませんね。
それにしても、芈月(ミーユエ)は4歳になりました!
かわいいですね。
あのかわいさで近寄ってくるのですから、威王もかわいくてしかたがないでしょうね。
尚夫人も威王が訪れてきてくれたので安心ですが、威后に要注意ですよ~。
さて、ここで登場人物ついてお話を。
芈月(ミーユエ)の子役は劉楚恬(りゅうそてん)ちゃんです。
ニックネームは「てんてん」ちゃんです。
2009年9月5日生まれ。人気沸騰中だそうです。
子供のころからあの顔立ちなので、ハーフなのではないかと噂されているようですが、両親は中国人のようですよ。
大人になればもっと美人になるのはまちがいないでしょうね。
芈月(ミーユエ)の母親の尚夫人役には、「宮廷の諍い女」で崔槿汐役を演じたスン・チエンさん。
芈月(ミーユエ)の母親の尚夫人を助ける莒姫役には、「宮廷の諍い女」で華妃役を演じたジャン・シンさんです。
どちらもきれいですよね。
大好きな女優さんが出てくるなんて、ファンにはたまりませんね。
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