感動する話

恋愛の感動する話!生きることを諦めかけた私を救ってくれた男性の話

人は感動すると心が温まり胸がいっぱいになったり、癒されたり、心動かされるものです。

今回は、そんな感動するお話で本当に泣ける実話をご紹介します。

生きることがつらくなった私を救ってくれた男性の話が感動的です。

どうぞ読んでみてくださいね。

どん底の真っ只中

25歳の時、私は絶望のどん底でした。

5年間交際して婚約までした彼がいましたが、彼は私に内緒で私の友人と交際するようになりました。

その後、彼は私に別れを告げてきました。

その時の私は泣きじゃくり、ご飯も喉を通らず、5キロは痩せました。

その3ヵ月後、私は父を心筋梗塞で亡くし、その半年後に母は自らの命を絶ってしまったのです。

母は最愛の父を突然亡くしたショックで鬱になってしまって・・・。

父や母の葬儀も立て続けにあったため、私は会社を休みがちになりました。

そのことで、担当していた私の仕事は後輩にまわされ、私の仕事は誰でもできる資料整理とみんなのコーヒーを作ることでした。

さらには、婚約者に逃げられた事が会社に広まってしまい、私はみんなから笑いものでした。

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私の存在なんて・・

「もう死んだほうがいい。その方が楽だし、私なんて生きてる価値はない。」

私はアパートに帰り、遺書を書いて机の上に置き、元カレのネクタイを天井にひっかけ、それで首をくくろうとしていました。

「本当に私の人生が終わる・・・」

「私は何のために生まれてきたのだろう。私の人生って何だったのかな。」

「お父さん、お母さん、私の人生はこんな形で終わってしまって本当にごめんなさい。今からそっちに行くね。」

そして、私が立っていた椅子を倒そうとした瞬間、

「ガチャッ」

私の部屋の扉が開き、そこに知らない男の人と目が合うことに。

私は首にネクタイを巻いて椅子の上に立っていました。

そんな状況を見た男の人は顔が硬直していました。

しかし、その男の人はすかさず、

「ちょっと待ってください!そこからお降りてください!」

そう言って、靴も脱がずに私の部屋にサッと上がってきました。

私を丸ごと抱えて・・・・。

その男の人は、私の首にくくられたネクタイを外すと、私の顔をじっと見つめました。

「部屋を間違えました。」

それだけ言って静かに部屋から出て行きました。

私はこの状況について何がなんだかよくわからなくて、頭が混乱していました。

ただ、「これは死んではいけないということなのかな・・・。」と思い、その日は死ぬのを思いとどまりました。

いつも通りの日々

翌日、いつも通りに職場に行き、みんなのためにコーヒーを入れて、資料整理をして、相変わらずの時間を過ごしました。

私が昨日首にネクタイを巻いたことなんてみんな気づいていない・・。

ただ、いつもと違うことがひとつだけありました。

それは自分の家に帰ったときのこと。

私の部屋の扉の前に誰かが待っていました。

それが誰なのかはすぐにわかりました。

その人は私の姿に気づくとすぐに、軽く会釈して私の方に歩いてきました。

「昨日は突然申し訳ありませんでした。」

「実は昨日は酔っていて部屋を間違えてしまいました。私の部屋はあなたの上の階なんです。すみませんでした。何かお詫びをしようと思いまして。今からお時間ありませんか。」

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僕のために

男の人の感じは優しく素直な人でした。

その後、私はその男の人と飲みに行くこととなりました。

私と同じ年だったこと
自分の部屋が同じ建物だったこと
仕事先が同じ駅にある場所だったこと

居酒屋をまわるたびに次第にお互いが打ち解けていくのがわかりました。

彼とは初対面のはずですが、なぜか会話が途切れないのです。

居酒屋を3軒目まわった時には二人とも真っ赤な顔をして立つのもやっとなぐらいフラフラになっていました。

そして、駅前のベンチに二人で座り、話し始めました。

「君と一緒にいると楽しいよ。」

「え?本当に?私も楽しいな。」

「だから、どうか死なないで。」

彼の声は真剣そのものでした。

居酒屋3軒まわっても私が自らの命を絶とうとしていたことには触れなかったのに。

「もうわからなくて。私が生きる意味、何のために生きていくのかって。両親のこと、元彼のこと、会社のこと・・・。」

私が話をしている間、男の人はずっと私の話を黙って頷きながら聞いてくれました。

私が泣きながらも言葉を詰まらせると、彼はそっと私の背中をなでてくれました。

「それなら、僕のために生きてください。僕は今からあなたのために生きていきますから。」

彼も大泣きして言葉を詰まらせながらそう言ってくれました。

わたしは「うん。」と返事をしました。

今このときのことを振り返ってみると、おかしいですよね。

普通なら初対面の女にこんなことは絶対言わないだろうし、私だって初対面の男の人の言葉を鵜呑みにするはずがありません。

やっぱり、お互いにお酒に酔っていたからでしょうね。

そうじゃなきゃちょっと変ですよね・・。

その後、私たちは付き合うことになりました。

幸せの日々

彼は私を大切にしてくれました。

お互い1人暮らしだったので、晩御飯はどちらかの部屋で食べるようになりました。

そうは言っても、私は料理が上手ではありませんでしたが、彼が得意だったのでとても美味しい料理をいつも作ってくれました。

それを食べることが幸せでした。

そして、あれから半年が経ち、私の誕生日が来ました。

誕生日の当日。

私が仕事から帰ると、あの日のあの時のように彼が待っているのです。

「おめでとう。これプレゼントだよ!」

彼はそう笑いながら大きな花束をくれました。

その日から結婚を前提として付き合い始めました。

そのため、私の部屋は解約して彼の部屋で一緒に暮らし始めました。

私は彼に甘えて、嫌だった仕事を辞めました。

それからは掃除に洗濯に料理、そして毎朝、彼のお弁当作りが私の仕事になりました。

私はこの普通の日々がとても幸せでした。

「今日は何作ろうかな~。」

こんな風に彼のことを考えて買い物に行くことも幸せでした。

愛する人のために生きる。

私はそんな幸せな日々を過ごしていました。

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婚姻届

月日は流れ、それから半年後、仕事から帰ってきた彼がまるで子供が100点を採ったテストを見せるようにキラキラした目で私に見せるのです。

「もらってきちゃった!」

そういうと、彼は私に婚約届を見せてきました。

私はこの時、本当に幸せでした。

「あの時、死なないでよかった。本当に助けてくれてありがとう。」

その1週間後、彼のご両親に挨拶に行きました。

彼のお母さんもお父さんも彼のようにとても優しくてよい人たちでした。

婚約の挨拶に行くと彼から聞いていたのでしょうか、

「色々とつらかったわね」と彼のお母さんは涙を浮かべ、「息子をお願いします」と彼のお父さんが深々と頭を下げられました。

彼のご両親は本当に温かく私を娘のように接してくれました。

新しい両親ができた感じで本当に幸せでした。

私は彼の実家からの帰り道に彼に聞きました。

「 私も大切なあなたを幸せにしたい。どうか恩返しをさせてほしい。」

彼は少し考えた後、優しく笑いながら言いました。

「じゃあ、絶対に僕より先に死なないで。」

ダメな嫁

私たちは結婚式はあげませんでした。

その後も相変わらず彼と初めて会ったあのアパートでずっと二人暮らしでした。

そして、私には子供ができませんでした。

私は彼にも彼の両親にも子供の顔を見せることができずに申し訳ない気持ちで一杯でした。

しかし、彼の両親も誰も私を責めませんでした。

私はいつのまにか優しい人たちに囲まれて生活していました。

それは本当に幸せでした。気づくと私は彼と出会って5年も経っていました。

ただ、私はダメな嫁でした。

あんまり上達しない料理の腕で、私が作るお弁当を毎日彼に食べてもらってました。

しかし、彼は私の料理を残さず食べてくれて

「いつもおいしい料理を作ってくれてありがとうね。」

と言ってくれました。

そして、彼は私の誕生日への花束を一度も忘れたことはありませんでした。

それから、彼は私を気遣ってくれて、休日は家事を全部してくれました。

そんな彼に出会えて、私は本当に幸せでした。

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今の私

今、私は病院のベッドの上にいます。

先日、癌が見つかったのです。

私の場合は発見が遅く、医師が言うには良くて1年くらいだろうと。

彼は毎日私の見舞いに来てくれて、私の手をギュッと握ってくれます。

一度、死を選ぼうとした私への罰なんでしょうね。

まだまだ彼と一緒にいたいのに、私は彼より先に旅立ってしまうのです。

「大切にしたい、幸せにしたい」と言ったのに。

そんな約束も守れないダメな嫁です。

あんなに優しい夫を毎日泣かせてしまうのですから。

長々とすいませんでした。

病室でちょくちょく書いていたら、こんなに文章が長くなってしまいました。

ただ、最後にもう少しだけ書かせてください。

わがままでごめんね

「大好きな大好きな さとしくんへ

元気ですか?あかねです。

私はさとしくんに出会えて、さとしくんの家族になれて本当に幸せです。

あの時、私を見つけてくれてありがとう。

さとしくんの優しさが私を救ってくれました。

結局、さとしくんより先に死なないという約束を守れなくてごめんなさい。

だから、私はさとしくんに手紙を書くことにしました。

もしかすると、今頃、新しい奥さんがいるかもしれませんね。(笑)

私は大丈夫だよ。

さとしくんに救ってもらった命で幸せにしてもらったから。

だからさとしくんには絶対幸せになってほしい。

遠慮しないで好きな人が出来たら結婚してね。

そして、かわいい子どもを作って、家族で仲がよい素敵な家庭を作ってほしいな。

私には子供が出来なかったからごめんんね。

だから、さとしくんに子どもが出来たら本当に嬉しいよ。

生まれ変わったら私がさとしくんの子どもになっちゃおうかな~。

優しいさとしくんのことだから、きっといいパパになるよ!

私にはわかるもん!

だけど、一つお願いがあります。

私の誕生日にいつも花束をくれたでしょ。

だから、私の誕生日の日だけ私のことを思い出して欲しいんだ。

私には父親も母親も子供もいないから、さとしくんが私のことを思い出してくれたら嬉しいな。

最後までわがままな嫁でごめんね。
さとしくんに出会って私は本当に幸せだったよ。

今までありがとう。

さとしくんはおじいちゃんになってから来てくださいね。さとしくんを心から愛しています。」

いつかこの手紙があなたのもとに届くことを祈ってます 。

 
 

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