塩澤正信さんは組子細工の職人です。
展覧会において史上最年少で内閣総理大臣賞を受賞した職人でもあります。
今回テレビ「世界!ニッポン行きたい人応援団 “組子細工”心から愛すアメリカ人をご招待!」でアメリカ人男性に組子細工を伝授しました。
そこで、塩澤正信の組子細工の購入方法や職人の実績は?経歴や年収は?
という内容でまとめてみました。
組子細工職人の塩澤正信さんについて掘り下げていきましょう。
塩澤正信が手掛ける組子細工とは
組子細工とは、障子や襖などの建具を構成する細かい部材のことです。
職人たちが技術を競い合って細く複雑にして現在に残る工芸技術です。
組子細工は、釘を使わず木組みで作りあげる日本の建築・木工技術のなかでも、最も高度な手業の極みだそうです。
組子工芸は細かく削った木材を組み合わせ、様々な模様を編んでいく伝統的な装飾法だそうです。
なんと、釘や接着剤を使わずに、木の片をパズルのピースのように組み込み、模様や絵を作り上げていきます。
塩澤正信さんの組子細工は、現代的にアレンジした作品。
他文化との融合のコラボによる作品。そんな作品を作っています。
塩澤正信の組子細工職人のプロフィール
名 前 :塩澤正信
生まれ年:1973年
出 身 :長野県飯田市生れ。
職 業 :組子細工職人
塩澤正信さんの経歴
組子芸術家の塩澤正信さんは1973年生まれの長野県飯田市出身です。
10歳の時、建具や家具職人の父親の影響で組子工芸の職人を目指すようになったそうです。
また、展覧会での作品を見て「自分も組子を覚えて全国展で内閣総理大臣賞を取りたい!」と心に誓ったそうです。
小学校時代は学校から帰宅すると父の手伝いをて、組子細工に挑戦する毎日だったそうです。
中学卒業後大工に就きますが、その傍らで組子細工の製作を始めたそうです。
その後、なんと21歳で第29回全国建具展示会に作品を出展。
中国地方建設局長賞を受賞。
1999年、26歳の時に独立。
有限会社塩澤工芸を設立します。
組子細工中心の木工業を開始。
2001年、27歳の時、第36回全国建具展覧会に「夏障子」出展すると、最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞しました。
これは、史上最年少の受賞でした。
工夫したことは、
・今まで表現できなかった曲線を組み込む技術。
これは、塩澤正信さんが独自で開発した独創性的で絵画の様な芸術性でした。
塩沢正信さんの実績
21歳で第29回全国建具展覧会で中国地方建設局長賞を受賞。
27歳の時、第36回全国建具展覧会「夏障子」で最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞。(史上最年少の受賞)
塩沢正信さんの年収
組子細工職人の年収を調べてみました。
組子細工職人は職人でもとても珍しい業種なので、それに近い職人を調べてみました。
<平均年収>
大工職人:420~360万円
左官職人:346万円前後
建具職人:350~410万円
とび職人:385万円前後
畳 職人:300~800万円
瓦 職人:300~400万円
漆 職人:400~500万円
飾り職人:300万円前後
蒔絵職人:400万円前後
箪笥職人:300~450万円
以上、このような感じです。
みなさん職人さんでも日本にはいろんな職がありますね!
組子職人に近そうで近くない。
しかし、平均的にみると500万円くらいでしょうか。
さらに、塩澤正信さんは平均の2倍以上はあるのではないでしょうか。
塩沢正信さんの作品まとめ
塩澤正信さん組子細工の購入方法
塩澤正信さんの組子細工の作品は、独特な組子使いと木の自然な色彩による絵画的なデザインが魅力だそうです。
作品を見ていただけるとわかると思いますが、きめ細やかな手作業での繊細な作品です。
世界に一つの作品ですが、注文はオーダーメイドによるようです。
塩澤正信さんの組子細工の作品は世界に一つの貴重なものになります。
作品展示会も開催されているので
ホームページもチェックすると良いと思います。
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