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カズオイシグロ(石黒一雄)の経歴や妻は?作品やイギリス人になった理由

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カズオ・イシグロ(石黒一雄)さんは日系イギリス人で世界的なベストセラー作家ですがノーベル賞を受賞し話題です。

そこでカズオイシグロ(石黒一雄)の経歴や妻は?作品やイギリス人になった理由という内容でまとめました。

カズオイシグロさんは、今回のノーベル賞受賞にいたずらかと思ったと言ってしまうくらい驚いたそうです。
 

 

カズオイシグロのプロフィール

カズオイシグロ
http://business.nikkeibp.co.jp/

 

名 前:カズオイシグロ

漢 字:石黒一雄

生年月日:1954年11月8日

出 身:長崎県長崎市

国 籍:イギリス

職 業:作家

父 親:石黒鎮雄(しずお)

母 親:石黒静子(しずこ)

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カズオイシグロの経歴

1954年に日本人の両親のもとに生まれました。

カズオイシグロさんが5歳の時に一家でイギリスに渡っています。

1978年にケント大学英文学科、1980年にイースト・アングリア大学大学院創作学科を卒業しています。

当初はデモテープをレコード会社に送るくらい、本気でミュージシャンを目指していた時がありましたが、文学者の道に進みます。

1982年にイギリスに帰化します。

1986年に結婚しています。

カズオイシグロさんは、作家の中でも、最も注目しているのは村上春樹さんだそうです。

日本の村上春樹ファンの人からは困惑する声がありました。

今回の受賞で、イシグロカズオさんは私の一部は日本人だとコメントしていました。

「予期せぬニュースで驚いています。

日本語を話す日本人の両親のもとで育ったので、両親の目を通して世界を見つめていました。

私の一部は日本人なのです。

私がこれまで書いてきたテーマがささやかでも、この不確かな時代に少しでも役に立てればいいなと思います」

それにしても、元日本人がノーベル賞受賞されるのは素晴らしいことですね。

カズオイシグロの父と母

カズオイシグロさんのお母様は石黒静子(しずこ)さんです。

長崎原爆投下時はまだ10代後半だったそうで爆風で怪我をした被害者です。
 
カズオイシグロさんのお父様は石黒鎮雄(しずお)さんです。

石黒鎮雄さんは1920年4月20日に上海で生まれています。
 
カズオイシグロさんの父、石黒鎮雄さんは明治専門学校で電気工学を学ぶと、東京大学より理学博士号を授与された海洋学者です。

石黒鎮雄さんは高円寺の気象研究所で勤務していましたが、長崎海洋気象台に転勤されています。

長崎は1948年~1960年まで住んでいました。
 
カズオイシグロさんは1954年生まれですので、お父様がこの長崎に勤務しているときにお母様と出会って結婚されカズオイシグロさんが誕生されたのでしょうね。

ご自宅があった場所は長崎市新中川町の住宅街のようです。

作品の中には市内を描いた場面も登場するそうですよ。
 
ちなみに、カズオイシグロさんが通っていた幼稚園ですが、現在はすでに閉園していますが「桜ケ丘幼稚園」でした。

年少組の担任の先生だった91歳の田中皓子先生は、今回のノーベル賞受賞に喜んで「夢みたい。私が生きているうちに(ノーベル文学賞)受賞が決まるとは思わなかった」コメントをしていました。

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カズオイシグロの作品

カズオイシグロ(石黒一雄)さんは、1982年に『遠い山なみの光』でデビューしました。

1989年に『日の名残り』でイギリスの最高文学賞である「ブッカー賞」を受賞し映画化もされています。

2000年の『わたしたちが孤児だったころ』は発売と同時にベストセラーになりました。

他にも映画化された作品は、「日の名残り」の他に「わたしを離さないで」「上海の伯爵夫人」「The Saddest Music in the World」があります。

カズオイシグロ(石黒一雄)さんは、ほぼ5年に1作品のペースで作品を発表しています。

そのため、映像化された作品や舞台化された作品も多数あります。
 

 

 

●長編小説
・遠い山なみの光:A Pale View of Hills(1982年)
・浮世の画家:An Artist of the Floating World(1986年)
・日の名残り:The Remains of the Day(1989年)
・充たされざる者:The Unconsoled(1995年)
・わたしたちが孤児だったころ:When We Were Orphans(2000年)
・わたしを離さないで:Never Let Me Go(2005年)
・忘れられた巨人:The Buried Giant (2015年)

●短編小説
・な し:A Strange and Sometimes Sadness, Waiting for J, and Getting Poisoned in Introduction 7: Stories by New Writers(1981年)

・戦争のすんだ夏:The Summer after the War(1990年)

・夕 餉:A Family Supper(1990年)

・日の暮れた村:A Village After Dark(2001年)

・夜想曲集―音楽と夕暮れをめぐる五つの物語:Nocturnes: Five Stories of Music and Nightfall(2009年)

 

 

カズオイシグロの妻や子供

イシグロカズオと妻
https://www.thetimes.co.uk/

 
カズオイシグロさんは、日本人でしたが、1982年にイギリスに帰化して日系イギリス人になりました。

1986年にローナ・アン・マクドゥーガル(Lorna MacDougall)さんと結婚しています。

夫人との間には一人娘のナオミさんがいます。

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イギリス人になった理由

カズオイシグロ(石黒一雄)さんのお父さんは海洋学者です。

仕事の都合で、北海で油田の調査をすることになります。

カズオイシグロ(石黒一雄)さんが5歳の時にイギリスに渡りました。

それからずっとイギリスでの暮らしが始まります。

20歳まで日本国籍でしたが、日本語があまりうまく話せない事から1982年に帰化しました。

日本よりもイギリスの生活の方が言葉の壁もなく、楽だったのでしょうね。

まとめ

今回はノーベル賞受賞おめでとうございます。

ちなみに、受賞式は2017年12月10日にストックホルムで行われて、賞金が1億2500万円もいただけるようですね。

今後も素敵な作品を書き続けてほしいです。

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