樫本大進(かしもとだいしん)さんはバイオリニストですが、今回プロフェッショナル仕事の流儀に出演しました。
そこで、樫本大進の妻や子供は?母や父の職業とプロフィールについて紹介します。
番組の「リスクがなければ、面白くない バイオリニスト・樫本大進」のテーマが面白いですね。
樫本大進さんとはどのような人物なのでしょうか。
樫本大進のプロフィール
名前:樫本大進
よみ:かしもとだいしん
生年月日:1979年3月27日
出生地:ロンドン
居住地:ドイツ
職業:バイオリニスト
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樫本大進の経歴
バイオリニストの樫本大進さんは父親の仕事の関係でイギリスロンドンに生まれます。
その後、イギリスから日本、ニューヨーク、ドイツへと生活の拠点は日本だけに留まらず世界を回って成長します。
樫本大進さんは3歳の時にバイオリンを始め、日本のバイオリニストの恵藤久美子さんに学びます。
家族の生活の拠点がニューヨークになると、7歳の時にジュリアード音楽院プレカレッジに入学。今度は日本のバイオリニストの田中直子さんに指導を受けます。
11歳になった樫本大進さんは、世界的にも有名な指導者でバイオリン奏者のザハール・ブロン氏に呼ばれて、母親と一緒にドイツのリューベックに移住することに。
実は、リューベック音楽院の特待生として招かれ、ザハール・ブロン氏の門下生として19歳までバイオリンを学びました。
20歳の時にドイツのフライブルク音楽大学に移り、ベルリン・フィルのコンサートマスターをしていたライナー・クスマウルに指導を受けることになります。
そうして2005年にドイツのフライブルク音楽院を修了すると、本格的にプロとして活動を始めました。
今では、クラシック界のスター軍団である、世界トップクラスのオーケストラ「ベルリンフィルハーモニー管弦楽団」のトップに立っています。
そのスター楽団を一つにまとめる「コンサートマスター」を樫本大進さんは8年間も務めているのです。
樫本大進の実力や受賞
このようにいろんな一流のバイオリニストから指導を受けてきた樫本大進さんの実力は素晴らしものでした。
1990年
11歳の時、第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールに第1位。
1991年
リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際コンクール・ジュニア部門で第3位。
ユーディ・メニューイン国際コンクール・ジュニア部門で第1位。
1994年
第3回ケルン国際ヴァイオリン・コンクールで第1位
1995年
日本でアリオン賞を受賞
1996年
17歳の時、フリッツ・クライスラー国際コンクールに第1位。
同年、ロン=ティボー国際コンクールで第1位(史上最年少)。
など5つの権威ある国際コンクールで優勝もしています。
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樫本大進の父や母
このような素晴らしい樫本大輔さんを育てたご両親は誰でしょうか。
父は樫本同(ひとし)さん、母は樫本潔子さんです。
樫本大進の父
父は、海外出張の多い住友重機械工業サラリーマンだったようです。
ドイツにニューヨークにと拠点を海外で過ごすことが多かった樫本大進さんですが、音楽一家ではないのですね。
てっきり音楽関係のご家庭かと思いました。
息子の樫本大進さんと妻の潔子さんをドイツに見送るときに樫本大進さんが「一生懸命に頑張って、グレイトなバイオリニストになるからね」といったそうですね。
樫本同さんは泣いたそうです。
また一般家庭のサラリーマンですが、育ち盛りの樫本大進さんのために食べるものは節約するなと妻の潔子さんに言って聞かせて、自分の給料のほとんどを送金してくれたそうです。
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樫本大進の母
母の樫本潔子さんはもともと泣き虫だそうです。
北のドイツで樫本大進さんと過ごすドイツはサラリーマン家庭には楽ではなかったそうですね。
家賃数千円の古いアパートに住み、寒さを我慢して寝ていたそうです。
遠征費用やコンクール費用でお金が必要な時にはジャガイモやリンゴをバケツ一杯安く買ってきて節約して暮らしていたそうです。
樫本大進さんの反抗期に頭を悩ませたこともあったそうですが、樫本大進さんは母親のおかげで失敗する機会も少なくて済んだことに感謝し、自立していったそうです。
このように、海外で失敗も多く経験してきた樫本大進さんは、どうすれば上手くいくのかを考えて成長されたのではないでしょうか。
両親の愛情と協力のおかげで、日本や世界を代表する素晴らしい「バイオリニスト」、「コンサートマスター」になりました。
樫本大進の妻やこども
樫本大進さんはマリンバ奏者の出田りあ(いでたりあ)さんと2008年の3月に結婚しています。
出田りあさんも素晴らしい経歴の女性でした。
平成音楽大学学長を父に持つ出田りあさんは、オーストラリアのウィーンで生まれ、6歳からマリンバを始めています。
日本の九州女学院高等学校を卒業すると、フランスのパリ国立高等音楽院に留学しています。
出田リアさんを育てた先生は、吉田ミカさん、水野与旨久さん、エリック・サミュさん、エマニュエル・セジュルネさんです。
いずれも有名なマリンバ奏者です。
これって、どこのだれかに似ていますね。
そうですね。樫本大進さんと生い立ちが似ています。
きっと同じ境遇で育ったことから二人は接近していったのではないでしょうか。
現在ドイツで生活しているそうですが、子供さんはまだいないようです。
もし、子供さんができたら、どのような音楽一家になるのか楽しみですね。