久保俊治(くぼとしはる)さんは伝説の羆(ヒグマ)撃ちの猟師です。今回プロフェッショナルで特集されます。
そこで、久保俊治(ヒグマ猟師)の年収、牧場の住所や弟子入り方法、妻や娘とプロ信念についてまとめました。
久保俊治さんは鹿やヒグマの猟では1対1で仕留めることにこだわっています。
超一流と呼ばれる伝説の猟師の久保俊治さんの信念とは何でしょうか。
久保俊治のプロフィール
名前:久保俊治(くぼとしはる)
生まれ年:1947年
年齢:69歳
出身:北海道小樽生まれ
職業:北海道知床の猟師、牧場経営
学校:アウトフィッターズ・アンドガイズ・スクール
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久保俊治の経歴
久保俊治さんは、猟の手ほどきを父親と猟師の仲間から教えられました。
そうして20歳時に狩猟免許を取得します。
そして、20歳のお祝いにライフルをプレゼントされたそうです。
それから動物の生態を学ぶためにアメリカに留学しトップの成績で卒業しています。
羆の猟師になるために徹底的に山に通ったそうです。
久保俊治の牧場の住所
現在の久保俊治さんですが、家には周囲3km圏内はだれも住んでいないところだそうです。
一体どこに住んでいるのでしょうか。
住所を調べてみました。
〒086-1733 北海道標津郡標津町崎無異
住所の読み方は、「ほっかいどう しべつぐん しべつちょう さきむい」です。
牧場のある住所の先には、国後島があります。
本当に北海道でも端の方です。
12月の平均気温は高くても、1、2度です。
山口県に住んでいる管理人からすれば、本当に北の方に住まれているんだなと思いました。
それに慣れているとはいえ、本当に寒いところです。
体には気をつけてほしいですね。
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久保俊治の家族(妻や娘)
久保俊治さんの生き方に理解のあった女性と37歳の時に結婚します。
久保俊治さんの妻は、妃路美(ひろみ)さん。
久保俊治さんと妻との間には長女の深雪(みゆき)さん、次女の渓子(けいこ)さんが誕生しました。
しかし、妻の妃路美(ひろみ)さんは2008年に亡くなっています。
久保俊治の娘
大草原の少女みゆきちゃん
二人は小さいちきから父親の久保俊治さんがヒグマ猟でとってきた羆を食べて育っています。
久保俊治さんは、本当に子供のことを思って育てるという考え方できびしく育てたそうです。
そんな長女の深雪さんは、北海道放送が1986年から放送していたドキュメンタリー番組『大草原の少女みゆきちゃん』の主人公でもありました。
往復8kmもある学校の道のりを小学生の女の子一人が歩いて通っていたりしています。
現在、娘さんもすでに独立されているので、久保俊治さんの家族はいません。
猫と暮らしているようです。
弟子は、みゆきちゃんかと思いましたが、違ったようです。
しかし、久保俊治さんの娘のみゆきさん、けいこさんですから、ライフル銃の腕はプロ級でしょうね。
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久保俊治の生活
猟に出る日は感覚を研ぎ澄ませるために、朝食は食べません。
お茶だけ飲んで出発するそうです。
10月はシカを狙いますが、日の天候によって猟をする場所を決めます。
猟へ出るときの道具はロープや飯ごうなど、昔のものばかりで猟に出ます。
そして高性能のライフルを使うのではなく、40年も使ってきた古いライフル銃にこだわっています。
久保俊治の信念
久保俊治さんが動物を撃って猟をするのは生きるためです。
そのため久保俊治さんは五感で動物の気配を読みます。
多くのハンターは複数の人数で獲物を追って待ち伏せし、出てきたところを撃ちます。
しかし、久保俊治さんには自らの信念を貫くために一人で山に入り猟をします。
久保俊治さんの信念とは、山に入る人間の自分が自然の中で異質であってはならないと考え、待ち伏せはしないで動物の気配をたよりに近づいて獲物を仕留めていることでした。
そのため自然により近い状況で猟をするために、一人で山に入っていました。
また、久保俊治さんは獣よりも早く獲物の居場所を察知する能力は誰よりもズバ抜けています。
久保俊治さんの猟は、仲間からも超一流だと絶賛されるほど。そう呼ばれるにはこだわりがありました。
久保俊治さんは、生き物の命を狙ってとるとは簡単でも単純でもないと言っています。
久保俊治さんは動物を撃つときは、獲物に苦痛を与えないためにも首から上を狙って、なるべく1発で仕留めていたからです。
そのためにチャンスが来るまで、決心が固まらないうちはむやみに引き金を引いたりしません。鼻水が凍っても待つときは待つそうです。
自分の撃つ弾で死んでいく動物の命を最後まで見つめておいてあげるなどしています
そんな久保俊治さんは、ただ撃つことが楽しいと趣味で銃を扱う人とは違う、信念をもって動物に敬意を払って命を頂いているという自覚をもって猟をしている本物の猟師だと思いました。
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久保俊治の弟子入り方法
久保俊治さんには家族がいましたが、妻が他界し、娘は独立していったったため一人で生活されていました。
しかし、現在、弟子の関口禄太さんがいるようです。
関口禄太さんは、4年前に久保俊治さんに出会い、生き方にあこがれたそうです。
そうして久保俊治さんのような伝説の猟師になりたいと、2017年4月から久保俊治さんと一緒に生活しています。
馬の乗り方、銃の使い方など厳しくを教わっています。
久保俊治さんも子供が娘だったので、若者の男性を育てるのはうれしいのではないでしょうか。
きっと、弟子入りしたいと懇願したのではないかと思います。
もし、猟師になりたい人がいたら、まずは、現役の久保俊治さんと直接会って、猟師の仕事や生活方法など、生の声を聞いてお話を聞くことをおススメします。
また弟子となった、関口禄太さんのお話も聞かれるといいと思います。
関口禄太さんには立派な猟師になってほしいです。
名前:関口禄太(せきぐちろくた)
年齢:18歳
出身:東京出身
久保俊治の年収
羆撃ち(小学館文庫)【久保俊治】
久保俊治さんの年収はいくらでしょうか。
一般的には猟師の月収は10万円~15万円だそうですね。
現金収入が少ない猟師にとって、久保俊治さんはヒグマを仕留めて、毛皮を売ってお金にしたりしていました。
久保俊治さんはヒグマ猟について執筆活動もしています。
現在は、年金生活ですが、伝説の猟師ですからもう少しありそうです。
ヒグマの数によって年収も300万円くらいあるもしれませんね。