今回のザノンフィクションは、性同一性障害で男性から女性に性転換した僧侶の柴谷宗叔(しばたにそうしゅく)さんが主人公です。

そこで、柴谷宗叔(女性僧侶)の性善寺の場所!駆け込み寺の目的や内容についてご紹介します。

柴谷宗叔の現在は高野山でプロの尼さんをしていますが、性的マイノリティのための駆け込み寺となる「性善寺(しょうぜんじ)」建立を目指しています。

柴谷宗叔さんや性善寺(しょうぜんじ)ついて掘り下げていきましょう。



スポンサーリンク


◆柴谷宗叔僧侶のプロフィール

柴谷宗叔

https://news.careerconnection.jp/?p=33569



名前:柴谷宗叔
よみ:しばたにそうしゅく
生年月日:1954年
年齢:63歳
出身:大阪市
高校:大阪教育大学附属高等学校

学歴:
早稲田大学第一文学部中国文学専攻
高野山大学大学院修士課程修了
高野山大学大学院博士課程単位取得退学

肩書:
園田学園女子大学 公開講座講師
高野山大学 密教文化研究所委託研究員
高野山真言宗大僧都
博士(密教学)

勤務先:読売新聞大阪本社→四国八十八ヶ所霊場会公認大先達

◆柴谷宗叔僧侶の生い立ちや過去

生まれた時、男だった柴谷宗叔さんはずっと自分は女だと思っていたそうです。

心は女なのに、体は男なので男を演じて生きてきたそうです。

親にも打ち明けられないまま、早稲田大学進学。親元を離れた時に、最初に買ったワンピースを着たときは本当にうれしかったそうです。

お化粧して外出するようになると、無理して演じていたことからの解放感を味わっていたそうです。

しかし、就職という現実にぶつかります。

本当の心を隠して仕方なく読売新聞に就職しました。

当時の赴任先は岡山県。休みになるとゲイバーに行くために岡山から神戸まで通って女装して自分を解放していました。

そんな中、転機が訪れます。

現在は、高野山の真言宗のプロの僧侶(高野山真言宗大僧都)、大学公開講座講師、高野山大学密教文化研究所委託研究員などされています。

◆柴谷宗叔の転機


柴谷宗叔さんの転機は1995年の阪神淡路大震災でした。

当時、神戸に転勤になった柴谷宗叔さんは、阪神淡路大震災にあいます。

偶然大阪にいて命拾いしたそうですが、神戸の自宅はぺちゃんこになったそうです。


そうして自宅のがれきの下から過去に1度だけ行った四国八十八か所の御朱印長を見つけたそうです。

この時、柴谷宗叔さんは「弘法大師様が身代わりになって震災から私の命を助けてくれた」と言って雷に打たれたかのような衝撃を受けたそうです。


これがきっかけでお礼参りに四国八十八か所を真剣に回り始めます。

この時、装束が男女とも同じだということに気づき「男性を演じる必要はないのではないか」と思うと心が軽くなったそうです。


そして、四国八十八か所のお遍路友達から高野山大学大学院への進学を誘われたそうです。

そうして仕事をしながら高野山大学大学院の学生になり仏教の勉強を始めました。そんな中、会社の早期退職募集も重なり、女性になって自分の心に従って生きようと決意します。


2005年51歳の若さで会社を退職し、翌月高野山に出家し僧侶となりました。

その後、ホルモン治療や手続きで時間がかかりましたが、56歳で性転換手術を受け、晴れて女性になったのです。


今でこそ、性同一性障害(GID)の言葉は少しづつ社会にも浸透してきていますが、現在63歳の柴谷宗叔さんの時代は隠さなくてはいけない時代だったようです。

見た目が男性であるために本当のことを言っても逆に信じてもらえなかったのは、つらかったと思います。

◆柴谷宗叔の家族

柴谷宗叔さんの家族は父、母、兄弟がいましたが、現在母親と二人のようです。

柴谷宗叔さんの少年時代は父から暴力を振るわれていたそうですね。

そんな時、母は見て見ぬ振りだったそうです。

今では一緒に暮らしている母は87歳。そして今でも息子が女性になったことを認めず食事の時は会話も少なく喧嘩ばかりのようです。

一番身近な人に自分の気持ちを理解してもらえないことはどんなにかつらいでしょうね。


スポンサーリンク


◆柴谷宗叔の性善寺とは


柴谷宗叔さんは現在、高野山大学 密教文化研究所委託研究員として、巡礼や遍路の研究をしながら、高野山で働く真言宗のプロの僧侶(尼)ですが夢があります。


それは、大阪の実家の離れを改築し、LGBTなど性的少数者の駆け込み寺「性善寺(しょうぜんじ)」を建立することです。


柴谷宗叔さんの性善寺は「多様な性は悪いことではない」という意味が込められています。

◆柴谷宗叔の性善寺の目的や内容

・誰にも相談できない悩みを打ち明けられる場所
・性的少数者の「終活」相談
・自分の望む性での戒名
・同じ悩みを持つ人との交流を図る
・子孫がいない等でお困りの方の永代供養
・同性カップルの仏前結婚式
・関西の巡礼の拠点
・誰もが気軽に立ち寄れる「みんなの寺」
・水子供養
・ペット供養
※納骨施設は予定なし
(最低限のお寺が完成後、ご寄進を募り徐々に整備する予定)


LGBTなど社会的に認められていない少数者の方たちのために、自らの経験をいかして性的マイノリティのための駆け込み寺となる寺院を建立されるそうです。


決して誰でもできることではないですが、人のために力になれることをされることは素晴らしいと思います。

◆柴谷宗叔の性善寺の場所や連絡先

柴谷宗叔さんは、実家の民家から寺院(性善寺・しょうぜんじ)を建立するため、最低限のお寺らしい内観にするために総額1400万円程度必要のようです。


そのため、不足する寺院建立資金の寄進を募っておられました。

お寺:性善寺(しょうぜんじ)
住所:〒572-0005大阪府寝屋川市成田西町8-10(平成30年度中完成予定)
発起人:柴谷宗叔(性善寺住職予定者、高野山真言宗大僧都)
電話:090-3629-0044(柴谷)
メール:sibatani@mva.biglobe.ne.jp
郵便振替:00950-5-193694 柴谷宗叔



Sponsored Links
Sponsored Links