山田耕介(やまだこうすけ)監督は、群馬県の前橋育英高校のサッカー部監督であり校長先生です。

高校サッカーの中でも常勝校の監督。

また教え子をプロで通用するサッカー選手に育てあげた監督としても有名ですよね。

そんな山田耕介監督ですが、サッカー部を立て直した感動のエピソードがあります。

山田耕介監督にもつらい過去を経験をして今があるんですね。

一体どのようなことをしてサッカー部を立て直したのでしょうか。

それではいってみましょう。


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山田耕介監督のプロフィール

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=35836



名 前:山田耕介
   (やまだこうすけ)

生まれ年:1962年

出身地:長崎県

出身高校:島原商業高校

出身大学:法政大学法学部

職 業:前橋育英高校 学校長
    (高校教師 社会科)
    高校サッカー部監督
    Jクラブアドバイザー

資格:JFA公認S級コーチライセンス(J1プロ監督ができる資格)
   高校教師

山田耕介監督の経歴

山田耕介監督は、1962年生まれで長崎県出身です。

高校生活までを長崎の地で過ごしています。

山田耕介監督は、高校では島原商業高校のサッカー部に所属。

なんと、1977年にキャプテンとしてインターハイのピッチに立ち、初めて長崎県に優勝旗を持ち帰ります。


1979年には法政大学法学部に入学。

なんと、1979年と1981年に総理大臣杯で優勝するなど、大学でも活躍を続けます。


1983年には大学卒業。

大学卒業後は、前橋育英高校社会科教員として赴任。


山田耕介監督の今現在は、前橋育英高校のサッカー部監督、寮監(選手寮を管理、監督する職)、2017年から校長職に就任。本当に多忙な毎日を送っています。

そんな山田耕介監督と言えば、教え子をプロでも通用するプロサッカー選手に育て上げてきた監督として有名です。

一体どのような教え子がいるのでしょうか。

山田耕介監督の教え子



高校サッカーの監督を35年以上もされている山田耕介監督。

そんな山田耕介監督の教え子を調べてみました。

山口素弘(現・名古屋グランパスアカデミーダイレクター)
松田直樹(故人・松本山雅)
松下裕樹(現・ザスパクサツ群馬)
青木剛(現・ロアッソ熊本)
細貝萌(現・柏レイソル)
青木拓矢(現・浦和レッズ)
田中亜土夢(現・セレッソ大阪)
六平光成(現・清水エスパルス)
など

プロサッカー選手72名
ワールドカップ代表2名
オリンピック代表2名
その他サッカーの代表56名


これまでに100人以上のサッカー選手を輩出しているので驚きです!

中には、W杯に出場した選手もいますね。

山田耕介監督の戦績(実績)

インターハイ優勝(2009年)
選手権大会優勝(2017年)
選手権大会準優勝(2014年、2016年)

1983年に前橋育英高校のサッカー部監督になって35年。

全国制覇を2回も達成されています。

山田耕介監督は高校サッカー界の名将ですね!

このように、今でこそ輝かしい成績を残している山田耕介監督ですが、監督人生は失敗だらけと言っています。

山田耕介監督は、実は前橋育英高校のサッカー部を一から立て直したという過去を持つ監督でした。

山田耕介監督のサッカー部立て直し

山田耕介監督が赴任した当時、前橋育英高校は荒れていました。

サッカー部どころではなかったのです。


山田耕介監督は、川崎フロンタレーへの加入が濃厚になっていた頃、前橋育英高校より教員採用の話がきます。

そしてサッカー部の監督も任され、監督人生が始まりました。


当時、前橋育英高校は、不良校で地域からも敬遠されていました。

生徒の服装も髪型も乱れ、サッカー部は当然のごとく弱く、部室なども乱雑で煙草の煙などもたちこめていたほどです。


よそ者の新任教師など受けいれられるはずもなく、20人いた部員が練習をボイコットして誰も来なくなります。

それでも山田耕介監督は一人でグランドに立ち続け、練習を続けていました。


ひと月ほどで一年生が練習に戻り、上級生も戻るのですが、反発心のある生徒と打ち解けるには体当たりでぶつかるしかありませんでした。

「俺と勝負だ」と3000m走、サッカー1対1、相撲と取っ組み合いで、全ての勝負で生徒を打ち負かせ、徐々に生徒との距離を縮め、信用と信頼を築いていくのです。


学校自体も滑り止めの不良校というイメージを払拭していきます。

そしてわずか一年で全国大会に出場という切符を手にしてしまいました。


まさに、スクールウォーズですよね。

このように、山田耕介監督は、わずか1年で前橋育英高校はサッカーで強い高校というイメージに変えてしまったのです。

きっと、山田耕介監督の情熱と熱心さが生徒の心をつかんで全国大会出場へと向かわせたのでしょうね。

山田耕介監督が普段大事にしている、信念(哲学)とはいったいどのようなものでしょうか。



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山田耕介監督の哲学(信念)

山田耕介監督には、哲学があります。

それも太くてこだわりのある深い哲学です。

一体どのような哲学(信念)があるのでしょうか。

山田耕介監督の信念(哲学)①:「どうにかする力」を身につけること

サッカーは足でやるスポーツですが、「大事なのは頭とハート」だと生徒に伝え続けています。

なぜなら、試合に出られない仲間の気持ち、試合中も仲間が何を考え、何を言いたいのかを理解できる能力は、サッカーに限らずあらゆる場面で要求されるものであるからです。

実際に、周囲を良く見て適確に判断していける、視野の広い人間に育つためにサッカーは人格形成に大きな一役を担っていると考えています。

また、多少不条理な出来事に遭遇しても、考え方や動き方で展開を変えていく「どうにかする力」をサッカーを通じて身につけて欲しいと願っています。

なので、失敗をおそれ、避けようとするのではなく、失敗は当たり前、失敗した時どう賢く解決するかを教えているのでした。

心で感じ、頭で考え、行動に移せる力を養うわけですね。

山田耕介監督の信念(哲学)②:指導者が本気であること。

山田耕介監督は、指導者が本気であることが大事だと言っています。

なぜなら、大人が本気でないのに子供が本気になるはずがないからです。

山田耕介監督の「指導者の本気度」は、前橋育英高校に赴任した時から一切怠っていません。


例えば、練習の時には必ずグランドの横に立っています。

山田耕介監督は監督ですが、寮監(選手寮の管理や監督をする職)、校長という3つの仕事をかけ持っている超多忙にもかかわらずです。


また、遠征先でも必ず同伴するほどの熱心ぶりです。

このように、山田耕介監督は常に本気で選手達と向かい合っているのでした。


だから、山田耕介監督は、ひとりひとりの選手とのコミュニケーションをグランドの外でも欠かすことがありません。

校長の仕事もサッカーも常に全力で取り組まれており、山田耕介監督にとっても毎日が真剣勝負です。

心から出た言葉は心に達す、山田耕介監督の本気さが選手に届かないわけがありませんね。

山田耕介監督の信念(哲学)③:指導者が学び続けること

山田耕介監督は、指導者間の交流が広く、そしてとても深いものです。

名門校で指導する同世代の監督たちとは、これまで何度もグランドで名勝負を繰り広げてきました。

その名将たちとは熱いサッカー談義をし、お互いの良い所を認め、尊敬し合い、またベテラン監督からの教えは守り、今でも学び続けるというスタイルを崩しません。

このように、情報交換やお互いが切磋琢磨していくことが、高校生たちを伸ばしていく力になるという考えです。
   

山田耕介監督の名言や言葉が詰まった本




山田耕介監督の名言や高校サッカーのバイブルともいえる、山田サッカーの指導育成論が散りばめられた本を出版されていました。

高校サッカー指導者はもちろん、子供を教育する方にも、スポーツをする方にもおすすめ!

指導や育成、チームマネジメントについての教育のヒントが隠されている本です。

山田耕介監督の家族





山田耕介監督にも家族がいます。

妻と娘さんと息子さんの3人の子供のパパで5人家族。

愛情深い山田耕介監督ですが、サッカー部監督、前橋育英高校の学校長、そして寮監という仕事があるのでとても忙しい方でした。

家族と一緒にいられる時間を犠牲にしたこともありましたが、子供さんたちは父親である山田耕介監督を誇りに思っています。

これは、山田耕介監督の娘さんが作られた動画です。

見たら涙が止まりません。

素敵な家族のお話です。

心がほっこりします。

山田耕介監督の人柄

山田耕介監督は、前橋育英高校への就任当初、すぐに長崎に帰ろうと思っていました。

恩師でもある、小嶺忠敏監督から後継者として長崎に帰って来いというオファーも受け続けていました。

でも、自分を信じてついてきてくれる選手たちを置いて長崎には帰れない・・・と、36年間群馬から山田サッカーを発信し続けています。

このように、山田耕介監督は人情に厚く、愛情深い、熱血な教育者だなと思います。

小嶺忠敏監督もそんな山田耕介監督だからこそ将来のサッカー界を担う若者を背負って育成していく人物にぴったりだと思っていたに違いありませんよね。

常に忙しい山田耕介監督ですが、とても人徳のある方だと思います!

私もサッカーを学びたいくらいです(笑)

山田耕介監督のまとめ

山田耕介監督は、教え子をJリーグに輩出した選手数は100人を超え、全国最多を誇っています。

長崎と群馬、離れていても小嶺忠敏監督の教えを受け継ぎ、それを広め、さらに次の世代に伝え続けています。

・・・絆、山田監督からはいろいろな強く太い絆を感じます。

「上州のタイガー軍団 ”前橋育英”」、次のステージではどんな戦いが見られるのでしょうか?

楽しみですね。

今後のご活躍も期待しています。