余命3年の小澤輝真社長(北洋建設)の話が感動的すぎる！【ノンフィクション】

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小澤輝真(おざわてるまさ)さんは北洋建設の社長ですが、今回のザ・ノンフィクションの主人公です。

医師に余命3年と告げられた病気を抱えているにもかかわらず、元受刑者や出所者を積極的に受け入れて雇用(採用)しています。

そこで、余命3年の小澤輝真社長(北洋建設)の話が感動的すぎる！【ノンフィクション】という内容でまとめてみました。

小澤輝真さんの生い立ちやどのような環境で育ったのか気になりますね。一体どのような人物像なのでしょうか。

小澤輝真(北洋建設社長)の経歴やプロフィール

 

小澤輝真さんは、北洋建設株式会社の3代目社長です。

この北洋建設の初代社長が小澤輝真さんの父親でした。

出所した元受刑者に仕事と住所を提供するために積極的に雇用を行っていたのです。

2代目は小澤輝真さんの母親の静江さん。

今では、3代目の小澤輝真さんが脊髄小脳変性症(せいずいしょうのうへんせいしょう)の難病であるにもかかわらず、積極的に刑務所に訪れては面接を行ったりしています。

今まで足を運んだ刑務所は200以上で、ここ最近は体調がおもわしくはないので、小澤輝真さん、秘書、奥さんの3人で刑務所を訪問。

このような小澤輝真社長の幼少期からのお話をしていきますね。

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小澤輝真社長の幼少期から北洋建設に入社するまで

 
小澤輝真社長は幼少期から元受刑者の従業員から「テル」って呼ばれて、かわいがられてきたんです。

だから、彼らに体に刺青があったとしても、小澤輝真社長は彼らのことをいい人だと思ったんだとか。

そのような背景からも小澤輝真社長は迷うことなく現在の活動をしています。

実は、小澤輝真社長はなんと、中学2年生で簿記を習得した強者。

将来、会社を経営するなら、簿記を勉強したほうがいいとのことで学ぶことに。

その当時、簿記の授業は40万円で、お母さんに出してもらいました。

この頃から小澤輝真社長のアクティブさが顔を出し始めます。

そして、小澤輝真社長は中学から簿記やバンド活動を真剣に取り組んでいました。そんな当時のバンド名は「ＣＡＮＣＥＲ（ガン）」。

高校時代にボクシング部を作ろうと校長先生にも直談判するも、「危ないから」と許可されなかったために、啖呵を切って高校を中退しています。

わずか高校1年生の秋でした。（その後、大学検定に合格して、放送大学大学院まで行っているのでガッツがありますよね！）

高校退学をきっかけにバンドで食べていくことを決断。

小澤輝真社長が友達とバンドを組みました。

そして、小澤輝真社長がドラム担当なるのですが、その理由が面白いんです！

それは、小澤輝真社長はお金を持っているからドラムセットを購入できるという理由から（笑）

そして、その3日後には、70万円のドラムセットを購入することに。

その後、ドラムの実力をメキメキと伸ばして、なんと、17歳でプロに誘われるレベルまでに上達したんです。

それもドラムの先生に一人ではなく、二人にも習っていました！一人の先生は家庭教師と同じく、家に来て教えてもらっていた小澤輝真社長。

お金持っちぷりが発揮されています(笑)

また、バンドの活動資金は自分で出すという信念で、近所にあるお花屋さんでバイトの面接に行くことになりました。

しかし、そこの店長は、小澤輝真社長の恰好を見た瞬間、「何しに来たんだ！ふざけるな！」と怒り散らして、なんと、小澤輝真社長の目の前で店長が履歴書をビリビリと破ったんです！

 
バンドで生きていこうと髪をピンク色に染め活動資金のために仕事を探しますが、「見た目」で判断され不採用。

「その時思ったのは、人は見た目で判断されてしまうということでした。うちは建築業。新築や新規開業に花はつき物です。僕の使いようによっては、花の売り上げは相当上がったはずなのに」

──人の価値は見た目ではわからない。どんな人材も、使いようによっては欠かせない財産になり得る──

この時の気づきが、北洋建設に元受刑者を従業員として積極的に雇用し続けるきっかけとなり、信念と変わっていくのです。

そして、親戚の紹介で製版会社勤務が決まり、少し働いた後に、その矢先に父親が亡くなったことで、家業を継ぐことを決意。

というのも父親が亡くなった時に残された借金は1億円…。

母親の静江さんが必死になって働く姿をずっと見ていると、自分だけ何もしないわけにはいかなくなりました。

「母さん、僕が助けてあげるから頑張って。北洋建設は僕が継ぐ。」

そんな小澤輝真社長は、17歳の時に父親を病気で亡くし、家業を継ぐため1991年17歳の時に北洋建設に入社します。

北洋建設に入社してから北洋建設が倒産する危機も乗り越え、Ｖ字回復させ、2013年に北洋建設社長に就任。

小澤輝真社長が北洋建設に入社してから

将来の後継者として北洋建設に入社した小澤輝真さんは、建設関係の仕事は全くといっていいほどの素人。

そこで、仕事を一から十までの全てを教えてくれたのが、父親の代から現場を仕切っていたリーダーで、後に小澤輝真さんの姉と結婚することになる義理の兄だったのです。

そんな義理の兄の教育はスーパーハードだったとか…。

毎晩夜中の1時に起こされ、資材センターに連れていかされ、資材の名前と扱いを叩き込まれるのです。

これが朝4時まで続き、一度帰宅して仮眠をとって、朝6時に他の従業員と一緒に現場に出勤。

このような生活が1年ぐらい続きました。肉体的にも精神的にもギリギリのところで、義理の兄を内心恨んだこともあったとか。

でも、なぜこのように義理の兄は小澤輝真さんに厳しく接したのかというと、

「仕事は素人、ましてや北洋建設を継ぐことになるだから、早く仕事を覚えて従業員のみんなにも認めてもらう必要があるから。」

との強い思いがあったから。

今では小澤輝真さんは「本当に感謝の気持ちしかない。」と過去を振り返ります。

その後、小澤輝真さんは専務に就任します。

そして、仕事の基礎を学んだ後、経営や建築についてもっと学ぶ必要があると感じた小澤輝真さん。

だから、必要な資格を片っ端から取得していきます。

70以上の資格を取得しています。

また、資格だけでなく、前述しましたが、働きながら、大学入学検定試験も受け、合格。

放送大学に入学し、その後、日本大学経済学部に入学し、2012年に卒業しました。

小澤輝真さんの根性はハンパないです…。並大抵の努力では出来ることではありませんよね。

ここでも私は、小澤輝真さんの人間性に魅力を感じてしまったのです。

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小澤輝真社長の北洋建設入社後に存亡危機

 
ただ、北洋建設の経営状態は入社した当初からあまり良くなく、苦しい状態が続いていました。

そんな中、当時の専務が売上金500万円を横領してしまう事件が発覚。

また、北洋建設の経営を一番揺るがす事件が起こります。

それは、2000年、当時の役員が1700万円もの空手形を回して、どっかに逃げたことでした。

当然、小澤輝真さんは手形を切った覚えはなく、当時の北洋建設の経営状況で手形を銀行に持ち込まれたら北洋建設は倒産してしまう危機に。

でも、なんとか手形は切られずに済みましたが、その分の損失は補填する必要がありました。

もちろん、北洋建設の資金繰りは悪化。

「このままでは会社は立ち行かなくなる。」

その時、廃業することを決めて、従業員に言いました。

「今月は給料が払える。けど、来月以降は給料は払えない。会社を辞めるから、給料が払えるうちにやめて欲しい」と。

これで従業員は辞めていくと思っていました。

「これでやっと楽になれる」

そう思ったのも束の間、

「給料はいりません。会社がないと俺たちは困るんです。他に行く当てもないから。会社が厳しいのなら俺たちが一生懸命頑張ります。どうか働かせてください！」

と、涙を流しながら懇願する従業員たち。

辞める人は誰一人いませんでした。

これも小澤輝真社長の父親、母親、そして、小澤輝真社長がどれほど従業員のことを考えて、どれほど愛情を注いできたかが理解できる一件ですよね。

他に行くところがないと言っても、北洋建設が嫌であったら、間違いなく去っていたでしょうし。

そして、小澤輝真社長は従業員の気持ちを理解して、「会社を絶対に潰してはダメだ」と誓い、邁進していきます。

小澤輝真社長の元受刑者に対する愛情が凄い！

北洋建設には寮とマンションを所有していますが、残念ながら寮は月々数十万の赤字です。

ただ、そんなことは気にしていられないと言う小澤輝真社長。

「困った人間は入れてあげなければならない。」

しかし、なぜ小澤輝真社長はここまでやるのでしょうか。

それは、

「元受刑者が従業員として入社してきても9割はすぐに辞めてしまう。しかし、残りの1割は本気な奴なのです。」

「後がない。ここでしか働くところはない」と元受刑者は言い、その従業員は一生懸命働いてくれるから。

また、北洋建設に来ると仮釈放が長くもらえる場合があります。

仮釈放が終わると大体9割の元受刑者はいなくなってしまうのだとか・・。

それは北洋建設のTVを見て、元受刑者同士が「仮釈放のみ欲しいから北洋建設に行く」と言っているからです。

ただ、北洋建設に残っている元受刑者は物凄い力を発揮するんです。

「そういう者の為に続けられます。」と言う小澤輝真社長。

このように、小澤輝真社長は元受刑者といった困った立場の人間を授業員として迎えていれて、その1割が一生懸命働き、更生していく手助けをすることに人生を掛けているんですね。

実は、元受刑者だけなく、障害者雇用にも積極的な小澤輝真社長。

北洋建設には現在、6人の障害者が働いているんです。

確かに建設現場は危険ですが、「障害があってもできる仕事を見つけてあげたい」と思っている小澤輝真社長。

本当に愛で包まれたマザーテレサのような存在ですよね。

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小澤輝真(余命3年北洋建設社長)の家族

小澤輝真社長の嫁はとっても美人！

 
小澤輝真社長は1995年5月1日に結婚しています。

それは小澤輝真社長が20歳の時なので、若い時に結婚しているんですね！

奥さんのあきみさんはとっても美人の方ですよね！

ちなみにあきみさんとはバンド活動している時に知り合ったんですね。

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小澤輝真社長の病気

小澤輝真社長は、脊髄小脳変性症の難病で余命3年と医師に告げられ、病気を抱えています。

なんと、北洋建設の創業者でもある父親と同じ病気。

遺伝でした。

父親の小澤正洋さんも脊髄小脳変性症の病気で50歳の若さで亡くなっていました。

また、いとこのこの病気で亡くし、小澤輝真社長の姉もこの病気を患っています。

実は小澤輝真さんが社長に就任する前に発症。

脊髄小脳変性症は小脳が小さくなる病気です。意識はハッキリしていても、運動機能が侵されていくのです。

ろれつが回りにくくなって、少しの移動でも助けが必要になります。

ALS（筋萎縮性側索硬化症）と似ていて、進行は遅いけど発症年齢が若いというものです。

実は1リットルの涙に出演した沢尻エリカさんが演ずる主人公も同じ脊髄小脳変性症を抱えています。

1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記 （幻冬舎文庫） [ 木藤亜也 ]

北洋建設の従業員のエピソード集！

例えば、一升瓶を割って、従業員同士が刺しあっていたことも。

また、小澤輝真社長が小学校の頃、写生会があり札幌の大通り公園に行きました。そこでは、酔っ払いがいて、大騒ぎをしていました。それを見た先生が「あの酔っ払いには近づくな！」と注意しました。

その酔っ払いをよく見るとなんと、北洋建設の従業員だったのです！

「おー、テル―！お前ここでなにやってんだ？」と大声で言われて、皆の視線は小澤輝真社長に（笑）

先生が「お前のところの従業員か・・。」

このようなことはよくある光景だったとか。

小澤輝真社長のお母さんまでも愛情深い人

小澤輝真社長がまだ幼い時、北洋建設の従業員が飲食店で無銭飲食をして警察に捕まり、北洋建設に電話が入りました。

その後、小澤輝真社長の母は、子供の小澤輝真社長をおんぶして無銭飲食した料金を肩代わりしに行くこともよくあったんです。

やはり、その裏には「愛情」がなければ、このような事は絶対にできませんよね。

北洋建設は家庭裁判所から補導委託を受けている

補導委託という制度は、少年を愛情ある家庭的な環境に身を置いて、生活環境を変えて規則正しい生活習慣を身に付けさせることで、その少年が再び非行に走ることを防ごうとするものです。

今まで北洋建設は30人ぐらいの補導委託を受けた少年達を受け入れています。

裁判官が貧困、虐待などを受けた少年達を少年院に入れることが忍びないと思い、その子たちを補導委託という形で北洋建設に受け入れをお願いしているのです。

そこで、小澤輝真社長はその少年達に「君は裁判官から選ばれたエリートなんだから」と伝えると、少年たちは「僕はエリートなんだ！じゃあ、頑張んなきゃ」と思い、30人中27人の9割ぐらいが更生の道を歩んでいくのです。

いくら悪いことをしてきた少年たちでも、愛情や認めてあげることをするといい方向に変化していくんですね！

元暴走族のリーダーの変化の理由

北洋建設には元暴走族のリーダーで17歳の少年が働いていました。

その少年はなんと17歳で和彫りの入れ墨が全身に・・・。

もちろん、挨拶もしないし、突っ張っていたのですが、仕事は真面目にやっていました。

そこで、小澤輝真社長が「君は凄いじゃないか！みんな褒めてるぞ！」と少年に伝えると、「初めて褒められました！」と言い、次の日からもっと仕事を本気でやることになったのです。

その後、飲み会で小澤輝真社長に元暴走族のリーダーが挨拶をしに来ました。

「今度、子供が生まれます！北洋建設でお世話になって立派になれました！」と言い、敬語も使えるようになった元暴走族のリーダー。

認められるということは人間が成長していく上で必要なことであると再度思いましたね。

北洋建設で働いた後、地元に戻る元受刑者

北洋建設で働いた後、地元に戻る元受刑者もいるのですが、やはり地元では悪くて有名。

ただ、そんな彼の働きぶりを見た周りの人達は「ほんとにあいつは変わったな！」と地元の人達はそんな彼を迎い入れてくれるようになったことも。

北洋建設の従業員の本気の行動

北洋建設が以前、ＴＶに出たときのことです。

近所の人から「お前のところは犯罪者を雇っているのか？ふざけるな！」と罵られたこともありました。

しかし、小澤輝真社長はすかさず、「犯罪者がいるからと言って、これまで問題が起きたことはありますか？」と反論。

実際、今まで一度も問題が起きたことはありません。

北海道の札幌は雪がすごく降りますが、小澤輝真社長は雪を溶かす機械を購入して、冬は毎朝稼働しています。

そんな中、従業員が「僕たちにはこれしかできないんです。」と言って、毎朝、除雪の機械を動かしているんです。

今では、近所の方とは良好な関係になって、近所の人がビールやお酒を差し入れてくれるほどの関係に。

確かに犯罪者は怖いという一面もありますが、本気で接すれば、本気で応えてくれるんですね。

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小澤輝真社長が元受刑者に2000円札を渡す理由が深すぎた！

 
小澤輝真社長は元受刑者を従業員として雇っていますが、1日2000円を給料から天引きという形で、その授業員に渡しています。

「お金がないから心の余裕がなくなる。それが犯罪に繋がってしまう。」ということ。

これだけでも凄いのですが、2000円札を渡すさらに深い理由があったのです！

それは、2000円札は自動販売機では使用できません。

コンビニやお店などの人と対面して2000円札で決済するようになります。

そこで、実際2000円札を使う人は珍しいので、店員さんからもその従業員の顔を覚えられて、彼らが悪い事をしにくくするシステムだったのです。

つまり、2重の再犯防止策だったというわけですね。

北洋建設の伝統

 
北洋建設には小澤輝真社長の父親の代からの伝統があります。

それは「従業員と一緒に夕ご飯を食べること」

もちろん、3代目の小澤輝真社長の今でもこの伝統は守られています。

この伝統を続ける理由は、「孤独を感じさせないため」ということがあるんです。

再犯防止の一番の方法は、社長と従業員におけるコミュニケーションであるということ。

お酒が入ると本音が出てきて、それを本気で聞いてあげ、全部吐き出させてあげるわけです。

そうすれば、従業員も気持ちが楽になり再犯を防ぐことが出来ると語る小澤輝真社長。

また、月2回は、ジンギスカン屋で従業員みんなが集まって食事もしています。

こんな会社は日本中探してもなかなかないと思います。

そして、ここまで従業員のことを愛情を持って大切にしてくれる社長も珍しいのではないのでしょうか。

本当に素晴らしい会社ですよね！

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北洋建設で働く元受刑者の声

最初、小澤輝真社長と会った時の印象は話やすく、来てもらっただけでもすごく嬉しかったようで、「うちに来たら、何も心配しなくてもいいから。」と言った小澤輝真社長。

そんな小澤輝真社長のおかげで人生がいい方向に向いてきて、「感謝しています。」との声もあります。

北洋建設の求人情報

北洋建設は昭和48年創業で500人以上犯罪者を雇用して、法務省からは「日本一」と言われています。

募集職種

※前科者可能

①建設作業全般
②解体材の搬出等の軽作業
③建築資材の運搬
④障がいがある方の資材センター内軽作業

勤務地
札幌市内・道内

資格
①②経験者歓迎､未経験者可
③要大型免許(その他の必要資格については入社後に会社負担で取得していただきます)

時間
8:00～17:00(実働7時間)

休日
日曜･GW･お盆･他会社規定

給与
①②日給7,500～12,000円以上
③月160,000円以上

待遇
寮や1DKマンション完備
雇用保険等､出張手当､資格取得制度､各種手当､車通勤可､社内旅行(沖縄等)

応募
電話の上､写真付履歴書持参｡
★寮とマンション完備､即入寮OK!!
★遠方の方は電話面接致します!!(交通費支給します)
★前科者可能
★就労困難者

連絡先
Tel:011-741-5555＜祝日受付可能＞
札幌市東区北20条東12丁目6-15
メールアドレス
abcd@mb.snowman.ne.jp

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北洋建設の刑務所で掲げられているポスター

小澤輝真社長が上川法務大臣と鈴木宗男議員と面会

先程、紹介した求人のポスターは2017年に全国の刑務所に送られたのですが、実際のところ、多くのポスターが掲示されていないことが判明。

その多くの理由は、

「北海道は遠く、出所者がそこで働きたいとは思えないから。」

「これは違う。地元から遠いからこそ、地元でないからこそ、働きたいのだ。」と語気を強める小澤輝真社長。

各刑務所にそれぞれ訪ねて説明していては時間が足りない。そして、小澤輝真社長は考えました。

「刑務所を管轄する法務省から刑務所に対して指示を出してもらえば、このポスターをちゃんと貼りだしてもらえるのではないか。」

ただ、一企業が法務省に行って、お願いしてもうまくはいかないので、小澤輝真社長は地元が北海道の鈴木宗男議員にお願いしたんですね。

鈴木宗男議員は以前から親交があり、北洋建設の取り組みに対して気にかけてくれていました。

そして、鈴木宗男議員が上川法務大臣との間を繋いでくれて、要望書を提出することに。

 
これをきっかけに北洋建設のポスターは全国すべての刑務所に貼りだすことになったのです！

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小澤輝真(北洋建設社長)を応援したい！寄付について

お振込先

・札幌中央信用組合　美香保支店　(普通)　1117117

・北海道信用金庫　　光星支店　　(普通)　2731137

北洋建設は元受刑者を受け入れているのですが、1973年から始めて2015年4月まで助成金などのお金を貰っていなかったのです。

その後、出所雇用の奨励金制度が整ったので、お金を貰うようになりましたが、毎年、予算がなくなり、北洋建設が実費で払うことがほとんどだとか。

北洋建設に来た元受刑者の再犯率は2割。それはご飯も3食、寝る所、働けば給料も貰えるから。

衣食住があり、お金があると心に余裕ができるために再犯率がぐっと下がるんですね。

それを北洋建設が全て受け入れているんです。

刑務所に行き面接、北洋建設まで来る交通費、身の回りの日用品など一人あたり40万円もかかるとか。

出所者は北洋建設に来るまでの交通費、下着1枚も持っていない人など、お金がないわけです。

ですので、北洋建設がそれを全て肩代わりして出しています。

今までお金が足りないときにはマンションを売ってお金を捻出してきています。

これまでも費やしてきた費用は2億円以上にも。

そこで、皆さんの寄付を募っています。

北洋建設の場所

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小澤輝真(北洋建設社長)の出版本の紹介

余命3年社長の夢　「見えない橋」から「見える橋」へ／小澤輝真【送料無料】

 

今回、積極的に元受刑者を受け入れている会社があるのだと初めて知りました。

辛い状況なのに小澤輝真社長は、世の中で一番大切なのは「自分」だと言って明るく積極的に行動しています。

病気になり、周りや奥さんが自分を助けてくれた。

今度は自分が人を助ける番だと頑張っています。

なかなか誰でも人のために頑張れる人はいませんが、応援したいので本の紹介をさせていただきますね。

実際、私もこの本を購入し読みました。

文章はシンプルでとても読みやすいのですが、読んでいる途中で、胸が熱くなり、涙が止まらず、なかなかページをめくることも出来ず…。

まるで映画を見ているかのようで、素晴らしい本でした！

そして、特に強調したいのが、この本の始まりのところ。

「この本の売上の一部は元受刑者の就労支援の活動費に使用されます。」

ここでもやはり小澤輝真社長の考えが浸透していました。

小澤輝真社長の記事を書かせていただきましたが、今までこんなに気持ちを入れた記事はありませんでした…。

小澤輝真社長の人柄、考え方が本当に大好きです！

小澤輝真社長、頑張ってくださいね！

応援しています！