林芳正(はやしよしまさ)氏は元文部科学大臣(第22・23代)です。
今回の選挙で衆議院山口3区で当選した林芳正氏ですが、元農水相でもあった人物でもありますよね。
そこで、林芳正の夫人(妻)や安部晋三との派閥 とは?経歴や家系がヤバイ!という内容でまとめてみました。
林芳正氏は、いったいどのような人物でしょうか。
林芳正のプロフィール
名 前:林芳正
よみ :はやしよしまさ
生年月日:1961年1月19日
出 身:山口県
学 歴:下関西高等学校
東京大学法学部
ハーバード大学
ケネディスクール修了
前 職:衆議院議員政策担当秘書
所 属:自由民主党(岸田派)
称 号:法学士(東京大学1984年)
MPA(ハーバード大学1994年)
国会議員政策担当秘書
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林芳正の経歴や大学と評判
林芳正議員は、通産官僚だった林義郎氏の議員の家庭に生まれた長男です。
父親が旧山口1区から出馬するために、東京から山口県下関市に引っ越します。
高校は、山口県内でもトップクラスの難関校である下関西高等学校に進学し、東京大学法学部に進みます。
大学卒業後は三井物産に入社。
その後は林家ファミリー事業のサンデン交通、山口合同ガスで働きます。
1991年ハーバード大学ケネディースクールに入学しますが、父親の林義郎氏が大蔵大臣に就任したため、大学院を休学し、帰国して大臣の秘書となります。
1994年に大学院に復学しケネディスクール修了すると、林義郎の秘書に。
自身の政治家としてのデビューは1995年です。第17回参議院議員通常選挙で初当選し政界に入りました。
林芳正議員の評判ですが、外交、安全保障、財政、金融と幅広く精通した政策通として評判があります。
思い切りや突破力に欠けるという指摘もありますが、周囲からの信頼は厚いそうです。
「将来の総理総裁」を目指して26年も務めた参院議員を2021年8月に辞職。
2021年10月の衆議院選挙に鞍替え出馬し、見事当選されました。
林芳正の妻(夫人)
名前:林裕子
大学:東京大学
職業:山口大学大学院 特命教授
林裕子(はやしゆうこ)さんは、代々医者の家系の家柄で、大阪で開業医の次女。
林芳正議員の妹・林玲子さんとは東京大学の同級生で親友だったそうです。
もしかすると林芳正氏の妹さんがお二人のキューピットになったのかもしれませんね。
林裕子さんは、東京大学卒業後、日本 IBM株式会社でシステム開発。
林芳正氏と結婚後、マサチューセッツ工科大学のCenter for Advanced EngineeringStudy の研究員に。
1994年マサチューセッツ工科大学(MIT)Technology and Policy Program にて理学修士取得。
2006 年東京大学大学院工学系研究科先端学際工学にて博士(学術)取得。
2007 年山口大学大学院技術経営研究科研究開発型イノベーション非常勤講師。
その後、准教授を経て、現在は特命教授です。
聡明で美人な奥様ですよね。
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林芳正の子供(娘)
父・林芳正氏、母・林裕子氏の間には、20代の一人娘さんがいます。
両親ともに東京大学出身なので、おそらく東京大学に行かれたのではないでしょうか。
きっと、いい遺伝子を受け継いでおられると思います。
林芳正の両親や家系
<両親や親族の家系>
高祖父・林平四郎:衆議院議員、貴族院議員
曾祖父・俵田明 :初代宇部興産社長
祖 父・林佳介 :実業家、衆議院議員
叔 父・林孝介 :サンデン交通取締役会長、山陽自動車学校相談役、山口県バス協会会長理事、大津屋前代表取締役社長
(父)・林義郎 :元大蔵相、厚生相、通産官僚
(母)・林万里子:祖父が宇部興産初代社長の俵田明
林家は地元の名家です。
もともと家業は醤油醸造業の大津屋で、バス事業のサンデン交通、一般ガス事業の山口合同ガスの経営を行っています。
下関には「春帆楼(しゅんぱんろう)」という割烹旅館があります。
ここは日清戦争の終結時に下関条約が締結された場所ですが、大正時代に廃業の危機がありました。
その時に救いの手を差し伸べ、現在の数億円~10億円くらいの大金で買い取ったのは、林芳正議員の高祖父の林平四郎さんだそうです。
どのくらいお金持ちだったのか、よくわかりますね。
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林芳正氏と安部晋三氏(元総理)との派閥
林芳正議員は、自他ともに認める宏池会(こうちかい)のエースです。
通称、岸田派です。
ちなみに安部晋三氏(元総理)は、細田派です。
林芳正議員は、将来の総理総裁候補として期待されているようですが「参院議員」であることが弱点となっています。
そのため、林芳正議員は参議院から鞍替え。
なんと、2021年10月に行われた今回の衆議院選挙に出馬し見事当選しました。
実は、林芳正議員は父親の林義郎氏の代から安部家とは山口県で同じ選挙区でライバル関係でした。
山口県は4つの選挙区がありますが、もともと政治家が多いので選挙も激戦区です。
テレビなどで「あ、見たことある!」という顔ぶれです。
山口1区からご紹介しますね。
衆議院・山口県第1区
・高村正彦
(元外務大臣、元法務大臣、自由民主党副総裁など)
当選12回
※高村正彦氏は自由民主党副総裁までされましたが、2017年9月に政治家を引退されました。
高村正彦氏引退に伴い、後継に長男の高村正大氏が2017年10月の第48回衆議院議員総選挙に山口1区から立候補し初当選しています。
2021年10月、高村正大氏は岸田内閣で財務大臣政務官に就任しています。
衆議院・山口県第2区
・岸信夫
(安倍晋三の実弟)
当選4回
岸信夫氏は、安倍晋三氏(元総理)の実弟です。菅内閣では防衛大臣に就任していました。
衆議院・山口県第3区
・河村健夫
(元官房長官、元文部科学大臣)
当選10回
河村健夫氏は、衆院選挙の11回目の当選を目指して選挙に出馬する予定でした。
しかし、参議院議員だった林芳正氏が山口3区への鞍替え出馬したため、衆院解散の2021年10月14日に選挙に出馬せずに政界引退の意向を固めたと報じられています。
衆議院・山口県第4区
・安倍晋三
(元総理大臣(第90・96・97・98代))
当選10回
このように、山口県は選挙の激戦区なのです。
そんな林芳正氏と安部晋三氏(元総理)との派閥の関係は二代にわたっているのでした。
そのため、林芳正議員は衆院への鞍替えを意識していたのです。
実は、2012年に山口3区への鞍替えを狙った騒動がありましたが、河村健夫議員が反発し不発となりました。
このメンツだと、衆院選は厳しいですよね。
林芳正氏は以前、文部科学相でもありましたが、「いつもごめんね」という当時の安倍総理からの配慮でもあったのでしょうか。
そして今回、岸田内閣において甘利明氏が幹事長辞任。その後任に現外務大臣の茂木敏充氏が自民幹事長に就任されます。
現在、その後継の外務大臣に林芳正氏が浮上しています。
「将来の総理総裁」を目指して少しずつその階段を上っている林芳正氏。
今後も目が離せませんね。
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