西嶋靖尚さんは宮大工職人で棟梁で「平成の大修復」の姫路城修復に携わった宮大工です。
今回テレビ「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団」に出演されました。
そこで、西嶋靖尚は宮大工職人!
年収や年齢は?仕事がストイックすぎる!
という内容でまとめてみました。
では、西嶋靖尚さんについて掘り下げて見てみましょう~。
西嶋靖尚のプロフィールと経歴
名 前 :西嶋靖尚
勤務会社:株式会社西嶋工務店
職 業 :宮大工棟梁
大都流(だいとうりゅう)32代当主
西嶋さんは兵庫県姫路市にある株式会社西嶋工務店で代表取締役をされています。
この会社は先代の31代目西嶋勉親方から引き継いだようです。
西嶋勉親方は、30代目三枝栄乃助親方に一番弟子として入弟されたようです。
昔の宮大工としての修行は大工修行としてよりも、親方の田畑の手入れから弟弟子の食事の世話までほとんど大工修行とは程遠い生活を送ったようです。
本当に厳しい世界だったのですね。
そして30代目三枝栄乃助親方は
「勉よ・・宮大工にとって一番大切なものはなんじゃと思う。
技も必要じゃし頭もいるわな。
それでもな、それ以上に大切なものがあるんじゃ」
西嶋勉先代はこの言葉を聞いて答えを出すべく全国行脚修行に出られたようです。
かっこよすぎる!!
今の社会だったらなかなかこんなことできないですよね。
宮大工になるには、入弟を許された方が約5年間の修行後棟梁として認められるようです。
そして大都流秘伝書を受けることとなりようやく宮大工の称号が与えらるようです。
スポンサーリンク
西嶋靖尚の宮大工の年収
宮大工職人の年収はいくらでしょうか。
一般的な年収を調べてみました。
<平均年収>
大工職人:360~420万円
左官職人:350万円前後
建具職人:350~410万円
とび職人:385万円前後
畳 職人:300~800万円
瓦 職人:300~400万円
漆 職人:400~500万円
飾り職人:300万円前後
蒔絵職人:400万円前後
箪笥職人:300~450万円
手取りは全体的に低く、月に22万円~25万円前後が普通のようです。
一般的に宮大工の年収は大工職人:360~420万円となっています。
西嶋靖尚さんは自身の会社を経営されているのでもう少しあると思います。
なので、800万くらいでしょうか。
西嶋靖尚さん宮大工の魅力
この動画の中で西嶋さんは
「宮大工として命懸けでやっています。」
と述べられています。
ほんとうにかっこいい!
やっぱプロですね、プロ!
お弟子さんは36名も受け入れられているそうです。
この会社はどんどん大きくなりそうです!
「あなたのした仕事が1000年残ります。」
以前にも、テレビ東京の番組に出演されていたようで、この中での発言です。
宮大工との仕事は後世どころか、1000年残る・・・。
普通の仕事では考えられないことですね。
まさに奥深さが半端ない・・。
スポンサーリンク
宮大工としての厳しさ
姫路にある龍門寺を修復工事をしている時のこと。
同じ日に弟子入りした二人がいましたが、3時間の差で兄弟子と弟弟子が決まったようです。
このようなことで上下関係が決定してしまうのは普通の会社では考えられないことですが、やはり職人・・・
宮大工としてやっていくには当たり前のこととして受け入れる必要があることなのかもしれませんね。
また、世間一般で言われる職人の世界は厳しいと言われますが、この世界では刃物や高いところに登るといった危険が伴うことが多いので、上下関係だけでなく、様々な面で厳しくなるのは弟子のことを思っての親心なのでしょう。
まとめ
西嶋靖尚さんを通じて宮大工という仕事を見てきましたが、あまりにも普通の仕事とはかけ離れていて、完全に別世界の話のようでした。
私も一度宮大工の仕事に携わってみたいと思いました!