マモルタキタニさんはハワイアンホーストの創業者でハワイ定番土産マカダミアナッツチョコを作った人です。
そこで、マモルタキタニの妻や経歴は?マカダミアナッツチョコ商品化が感動的についてまとめました。
今回NHK総合「発掘スゴイ日本人 銅像をどーぞ『ハワイの定番土産を作った日本人』」で紹介されました。
ハワイの代表的なお土産マカダミアンナッツはマモルタキタニさんという日本人の情熱によって作られました。
マモルタキタニさんはどのような人物でしょうか。
マモルタキタニのプロフィールや経歴
名前:マモルタキタニ
生まれ年:1912年
国籍:日系3世アメリカ人
出身:マウイ島出身
マモルタキタニさんは1912年に山口で生まれ、ハワイのマウイ島で育ちました。
太平洋戦争の逆境を乗り越えた日本人の一人です。
ハワイの定番のお土産と言えばマカダミアナッツチョコレートですよね。
子供のころからお菓子屋さんになりたかったマモルタキタニさんは夢を実現するべく、1960年にホノルルで1927年から続く地元の菓子店エレン・ダイ・キャンディーズ(Ellen Dye Candies)」という会社を買収します。
そうして「ハワイアンホースト(Hawaiian Host)」と社名変更しました。
マモルタキタニさんは、ハワイの定番お菓子マカダミアナッツチョコレートを販売する老舗メーカーの「ハワイアンホースト(Hawaiian Host)」の創業者になります。
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マモルタキタニの妻
マモルタキタニさんの妻は、タキタアイコさんです。
夫婦でハワイの名産品のレシピを考え、チョコレートを広めました。
マカダミアンナッツができるまでが感動的
マモルタキタニさんは書斎でマカダミアンナッツを食べながら読書をしていました。
そこに姪のカレンさんがやってきて、マモルタキタニさんの口にネスレチョコレートを放り込みます。
マモルタキタニさんは、これがきっかけで、チョコレートとマカダミアンナッツのハーモニーになんとも言えないおいしさに驚きました。
この食べ方はタキタニ一族や友人知人にすぐ広まっていきました。
偶然から生まれた食べ方をどうにか商品化できないかと研究を始めました。
もともとアイデアマンのマモルタキタニさんは、妻のアイコさんとマカダミアナッツにチョコレートをかけたお菓子のレシピを考え出します。
こうしてある程度目途が立つと、マモルタキタニさんは、マウイ島に妻のアイコさんを残してホノルルに単身移住します。
ホノルルで工場を立ち上げ、忙しく走り回っていました。
すると、1927年から続く老舗のお菓子屋がありました。すでにマカダミアンナッツとチョコレートのお菓子を販売していた会社を買い取り、「ハワイアンホート」と名前を付けます。
チョコレートを広めるために、2人は車にお菓子の商品を積んで島中を売り歩きました。
すぐには売れずに苦労の連続でしたが、情熱は冷めませんでした。
マモルタキタニさんはアメリカ本土のネスレに掛け合ってオリジナルチョコを作りたいと何度も熱意をもって足を運びます。
ネスレは何度もお願いに来るマモルタキタニさんの将来性を感じ協力をしてくれることになりました。
ネスレから1人の技術者を派遣してくれることになったため、技術者と試行錯誤でチョコレートを作り上げます。
そうして完成したマカダミアン夏チョコレートは、ハワイの観光客から美味しいと評判になり、ハワイを代表するチョコレート菓子になったのです。
今では知らない人はいないくらいですよね。