桜木武史(さくらぎたけし)さんは戦場で取材するフリージャーナリストです。
今回クレイジージャーニーに出演します。
そこで桜木武史の家族や年収!戦場で取材をする理由やジャーナリストになったきっかけについてまとめました。
番組内容は「戦場に通い15年。世界屈指の激戦地「シリア」に潜入取材!目の前で繰り広げられる銃撃戦&驚きの日常を大公開!」です。
命の危険が隣り合わせの状況でも激戦地でのリアルな取材をする理由は何でしょうか。
現地で取材して状況や実情を報告することにこだわる桜木武史さんに迫ってみたいと思います。
シリアの場所
シリアの場所は北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルがあります。北西は東地中海に面します。
首都はダマスカスですが、最大の都市はアレッポです。
イドリブ県でまた仲間うち?で戦闘が始まってます。タハリールとアハラールです。以前、作成した参照勢力関係図です。 pic.twitter.com/g8KYMlSiZf
— 桜木武史 (@takeshisakuragi) 2017年7月19日
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シリアの朝食
シリアでは典型的な朝食。動画とは別の食事風景。前線から帰村した日の夕食。アレッポに向かう街道沿いにあったお菓子屋さん。2014年5月撮影です。 pic.twitter.com/Q7dBNho7Dj
— 桜木武史 (@takeshisakuragi) 2017年2月14日
何気に美味しそうですね。
内戦がある地域でも平和そうに見えます。
場所は、アレッポの街道沿いにあったお菓子屋さんだそうです。
なんとも前線から帰村したそうですね。
大丈夫だったのでしょうか。
リアルな現実なのですね。
桜木武史のプロフィールや経歴
名前:桜木武史
よみ:さくらぎたけし
生年月日:1978年11月
年齢:今年39歳
出身:岐阜県高山市
大学:東海大学文学部広報メディア学科
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桜木武史がジャーナリストになった理由
高校生の頃に本多勝一さんの「戦場の村」というルポを読んで感銘を受けてジャーナリストになろうと思ったようです。
桜木武史さんは、カシミールやシリアの取材をしていますが、「人は何のために戦争をしているのか」「自分は何のために危険な場所で取材をしているのか」を自問自答しながら取材をしているようです。
ではなぜ、そのような危険な場所に行って取材を続けるのでしょうか。
桜木武史が戦場の取材をする理由
桜木武史さんは命がなくなってもおかしくはない戦場に行き取材を続けます。日本政府や警察からも忠告が来ているそうですね。
しかし、カシミールやシリアの紛争のある現場に行く理由がありました。
それは、過酷な状況のなかで必死で生き抜いている人々がいること伝えたいからだそうです。
ネットでの情報で現状がわかればそれでいいのかもしれませんが、桜木武史さんは紛争や内戦の状況で暮らしている人たちの本当の心境を日本の人たちに伝えて知ってもらうために厳しい現場に行くそうです。
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桜木武史の本
桜木武史さんの現地の取材方法は自分の足で歩いて、聞いて感じたものを素直に書くということを徹底しています。そのため、内部の目線、政府側の目線。
桜木武史さんは戦場の様子や取材をまとめた本を2冊出版しています。
●カシミールで取材した本
戦場ジャーナリストへの道 カシミールで見た「戦闘」と「報道」の真実
●シリアで取材した本
シリア戦場からの声 内戦2012-2015[本/雑誌] / 桜木武史/著
このうち、「シリア 戦場からの声――内戦2012-2015」では、第3回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞しています。
この山本美香さんは、桜木武史さんと同じようなジャーナリストでした。2012年にシリアで取材していましたが、政府軍と思われる部隊から銃撃されなくなった方です。まだ45歳でした。
次の世代のジャーナリストの育成を目指して一般財団法人山本美香記念財団が設立されました。
山本美香さんの精神を引き継ぎ、国際報道をした人物に贈られるのが、この第3回山本美香記念国際ジャーナリスト賞です。
この時の選考委員の評価は次の通りです。
「『シリア 戦場からの声』は刻々と変化するシリアの今をもっとも身近に感じさせてくれる作品だった。世の関心がシリアに向いていない頃からダマスカスやドゥーマに入り、昨日まで普通の市民だった反体制派の兵士や家族の声に耳を傾け、複雑きわまりない国情と市民蜂起の背景を何も知らない読者と同じ目の高さで描き出すのに成功している」(最相葉月・ノンフィクション・ライター)
「桜木武史の取材法は徹底している。自分の足で歩き、観て、聞いて、感じたものを書く。虫のように這いずり回り、内部の目線で書く。反政府側に感情移入し過ぎるのではないかと気になるが、政府側からも取材している。また反政府側の不条理な面、行動も容赦なく書いている」(関野吉晴・探検家、武蔵野美術大学教授)
「戦火の中、必死で生きる人たちの肉声を記録してきた桜木氏の生き方に強い共感を抱いた。地べたを這いまわるような取材姿勢もいい。『この内戦で犠牲となっているのは誰なのか』。彼の視線は常に人びとに向けられている」(野中章弘・アジアプレス・インターナショナル代表)
現在日本でシリアの内戦、首都で発生した反政府のデモの様子、反体制地域の惨状、ISとの最前線の戦いの様子などをたどる記録は桜木武史さんの本だけのようです。
山本美香さんと桜木武史さんは面識はないそうですが、現実の問題に迫ろうとするひたむきな姿は山本美香さんの精神をしっかり引き継いでいると思います。
桜木武史の家族
気になる家族はいるのでしょうか。
このような明日の命も保証されない仕事をしているのです。現地で一緒に取材するような立場の方でない限り、よほど理解ある方でなければ安心はできませんよね。
おそらく、結婚はされていないと思われます。妻や子供がいてはお互いに心配で仕方がないでしょう。
もし、生活基盤を固められるようになったら結婚もされるかもしれませんね。
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桜木武史の収入源
大変失礼しました。出版社に問い合わせたところ、電子版は10パーセントほど印税が入るようです。契約も交わしましたが、僕自身が無頓着なんで、忘れていました。印税で大好きなプリンが買えますように。
— 桜木武史 (@takeshisakuragi) 2017年10月18日
このようにジャーナリストをしている桜木武史さんですが、取材を進める収入源はどのようになっているのでしょうか。
実は、日本にいるときはトラックの運転手をして取材資金を集めています。また、執筆した本の印税があります。
さらに、第3回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞した賞金が50万円あるそうです。
そんな桜木武史さんですが、寄付がしたいと言っています。
テレビ出演で、桜木武史さんの本が売れて、講演依頼も増えるといいですね!