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水口貴文(スターバックスコーヒー社長)の家族や年収!独特な視点で経営

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

水口貴文(みなぐちたかふみ)社長は大手コーヒーショップ系「スターバックスコーヒージャパン」のCEOです。

みんな大好きなあのスタバ。

コーヒーのあの香りが何とも言えませんよね。

アメリカ・シアトル発のスターバックスコーヒーが日本に進出して今年で25年。

その間に運営会社である「スターバックスコーヒージャパン」の5代目社長に就任した水口貴文氏の経歴から家族構成、経営戦略、気になる年収について少しだけご紹介してみましょう。

水口貴文(スタバ社長)のプロフィールや経歴

https://cdn.amebaowndme.com/

名前:水口貴文(みなぐち たかふみ)

生年月日:1967年1月10日(54歳) 
(2021年6月現在)

出身:東京都文京区根津

出身高校:筑波大学附属高等学校

出身大学:上智大学法学部国際関係法学科(1989年3月卒業)

1989年 プライスウォーターハウスコンサルティング株式会社 入社
2001年 LVJグループ株式会社ルイ・ヴィトンジャパンカンパニー株式会社 入社
2008年 マーチャンダイジング担当副社長 就任
2010年 ロエジャパンカンパニープレジデント&CEO 就任
LVJグループ株式会社取締役 就任
ロエペ韓国株式会社代表取締役プレジデント&CEO 就任
2014年 スターバックスコーヒージャパン株式会社 入社
同社 最高執行責任者(COO) 就任
2016年 同社 第5代代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO) 就任

水口貴文(みなぐちたかふみ)社長は、スターバックスの社長です。

あのアメリカ生まれのマクドナルドが日本1号店を銀座にオープンしたのは1971年7月です。

スターバックスは遅れること25年後、1996年8月2日に日本1号店が東京銀座の松屋通りにオープンしました。

今年で日本進出25年。この25年の間に運営会社である「スターバックスコーヒージャパン」の5代目社長に就任したのが、水口貴文(みなぐちたかふみ)社長なんですね。

水口貴文(みなぐちたかふみ)社長のキャリアはご覧のとおり、そうそうたる学歴に経歴を引っさげ、堂々とスターバックスコーヒージャパン5代目社長へと登り詰めました。

笑顔が素敵で温厚な印象がある水口社長ですが、かつて敏腕豪腕を奮った経営者に引けを取らない独自の経営理論でさらなる高みを目指し奮闘中。

業界内では、近いうちに歴代最大規模の焙煎施設を目黒近郊に着工する予定があると噂されています。

 

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水口貴文(スタバ社長)の家族

     
父親:水口宝一(みなぐちほういち) 
母親:水口慶子(みなぐちけいこ)
妻 :詳細がわかりません
子供:2男1女

水口貴文(スタバ)社長の家族構成は奥様と2男1女で、笑顔の絶えない5人家族だということが分かりました。

しかし、その他の情報については一般人ということで公開されていません。

父親:水口宝一(みなぐちほういち)

水口貴文(スタバ)社長の父親、水口宝一さんは石川県出身で1919年8月14日生まれ。

1936年に紳士・婦人ものの靴の製造から販売まで行う「リーガルコーポレーション株式会社」の前身である「日本製靴株式会社」へ入社しています。

1938年には軍隊へ入隊しニューギニアで終戦を迎えて帰還。

1952年に「世界長ユニオン株式會社」の前身「ユニオン製靴」を創業し、経営者としての第一歩を踏み出すことになります。

当時としては斬新なデザインや高級感あふれるイメージに注力し、1972年から実に3年連続で「国際芸術皮革製品競技会」でクラシック部門のオスカー賞を受賞しています。

また1990年11月にはプラネット出版より「くつものがたり」を発売し、靴作りに人生を捧げています。

母親:水口慶子(みなぐちけいこ)

水口貴文(スタバ)社長の母親、水口慶子さんは「パシフィックオーバーシーズ」社長の次女として生まれます。

なんと、1973年に夫が社長を務める「ユニオン製靴」の関連会社「ユニオントレーディング」の社長に就任。

その他詳細は公にはされていません。

職人気質の主とそれを支える奥様、昔ながらの会社経営でありここに水口社長のルーツがあるんでしょうね。

水口貴文(スタバ社長)の家庭環境

水口貴文(スタバ社長)の実家は靴の製造販売を行い、夫婦共働きの家庭で水口貴文社長は育ちました。

しかし、水口貴文社長の中には「いつか自分が後継ぎに」という気持ちは全くありませんでした。

お父さんが大正生まれで軍隊経験者のためか、鉄拳制裁は日常茶飯事で気に食わないことがあれば「ちゃぶ台返し」する人でした。

しかし、靴に対する情熱は誰より熱く、新しい製法やデザインなど大胆な発想の持ち主だったようで、常に自分が前に出る人でもありました。

その姿を見て育ったから自分は周囲の意見を聞くことで判断するスタイルになったんだと水口社長は語っています。

2ヶ月に一度は夫婦揃って海外へ買付に行く両親。

その度に親戚や他人のお世話になるため自立心だけは早くに植え付けられたようですね。

ある時は学校への提出物に保護者のサインが必要になり、一人で商談先までサインをもらいにいった事もあるんだとか。

また会社関係の来客が多く、自然とカタコトのイタリア語を覚えて話すようになったほど、多様性に富んだ生活を送ってきました。

そんな家庭環境で仕事とは、人との関わりとは、などの社会性も自然と身に着けていき「何事も諦めずにやり抜く」ということを水口社長は覚えたようです。

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水口貴文(スタバ社長)の失敗や挫折

水口貴文(スタバ社長)にも失敗や挫折がありました。

野球で三振しないホームラン王なんていませんよね。

大学のゴルフ部

水口貴文社長は大学時代にゴルフ部に在籍していました。

そのゴルフは両親の影響で、社会に出た時のコミュニケーションツールとして使えることを知り始めたと水口社長は言います。

同じ人と4時間くらい一緒にラウンドすることで距離感は一気に縮まり、人となりがおおよそ理解出来ますよね。

そんなところが魅力的だと水口社長は言います。

その頃から先見の明に長けていたんですね!

ただ当時はまだまだ精神論が先行する時代で、合宿でスコアが悪いと正座をさせらるのが決まりでした。

最上級生になった時に水口社長はあることを試みます。

練習内容を一変し、外部からコーチを招聘するという学生レベルでは大きな改革でしたが、結果は出ませんでした。

実際には関東大学リーグで3部から4部へ降格。。。

ゴルフは1年やそこらで上達するものではありません。

大学から始めたメンバーが多かったため経験者揃いの他の大学には太刀打ちできませんでした。

しかし、ここで水口社長は自らを省みて考えます。

「メンバー全員に自分の考えを押し付け、自分のイメージどおりに実行することが組織力を強くする」と考えていました。

個人のレベルに合った練習メニューや工夫が必要であり、全員が同じことをやっても同じ結果は得られないことを痛感することになります。

そこに現在の水口社長の組織づくりのルーツがあるように思います。

確かに学生時代は往々にしてやりがちな失敗ですよね。

気負ってばかりで人を傷つけたことにも気付かず突っ走ってしまう若さ故の過ちですね。

コロナショック

2010年には912店舗だったスターバックスは、年間100店舗拡大という計画を打ち出し遂に1581店舗まで増やすことに成功しました。

加えてどの店舗もほぼ満席状態で「席が確保出来なくて困る」といった、水口社長には嬉しくもあり辛辣な言葉が耳に入っていました。

これが店舗数を増やすに値することの証明でもありますよね。

しかし2020年初頭に世界中を襲ったコロナショックにより、13の特定警戒都道府県に該当する店舗全店を休業することになったことで深刻なダメージを負うことになりました。

ここで水口イズムの力が発揮されます、「何事も諦めずにやり抜く」考えに加えて常日頃から育成してきたスタッフ間の「つながる」という意識です。

このブレない姿勢が功を奏し、ソーシャルディスタンスの確保をいち早く実施したことで固定客がほぼ100%戻り、また満席の光景が見られるようになりました。

現在では2021年には1700店舗まで拡大すると目標を上方修正しています。

何があっても前に進む気持ちの強さを持つ水口社長と、現場を支えるスタッフ間の信頼関係があればこそのV字回復と上方修正という結果でしょう。

水口貴文(スタバ社長)の独特な視点

模倣読書

皆さんは本を選ぶ時何を基準に選びますか?

好きな作家の作品だから現状打破のキッカケ作り、話題性があるから一度読んでおこう等々人さまざまですよね。

では水口社長は何を基準にされているんでしょう。

それは少し人とは異なり、自分自身が魅力を感じた人や信頼する人が薦めてくれた本を選んで読み込んでいるんですね。

「本は読む人間の脳内を映す鏡のようなもの」と水口社長は言います。

最近では一躍有名になった「宇宙兄弟」を読んだそうですね。

これも同作品の編集者と知り合い、その人のユニークな発想に惹かれ読み始めたんだとか。

するとこれが実に含蓄に富んだ作品だったことから、その編集者が手掛けた作品を全て読みきってみようと思っているそうです。

ここにも「信じたものは大切にし糧にする」という水口イズムが伺えますね。

「つなぐ力」~利益と社会貢献の両立~

水口社長は会話の随所に「つなぐ」という言葉を使います。

これからの企業は「サステナビリティ(持続することができる)」をいかに重要視するかで差別化されることはあきらかでしょう。

しかしそこには常に人が存在します。

スターバックスのコーヒーは「人と人をつなぐ」「人と産地をつなぐ」「働いているパートナーや地域をつなぐ」ことを一人一人が胸に刻んでいます。

地域の方々が我々を支えてくださったのでここまで来れた、だからここにあって良かったと思われる店作りをしていきたいというのが水口社長の経営者としてのプライドではないでしょうか。

加えて、スターバックスの取り組みはダイバーシティ&インクルージョンにまで及びます。

聴覚障害のあるスタッフが中心となって、手話をコミュニケーションツールとしている店舗があるのを知っていますか?

障害の有無や人種や性別などのあらゆる個々の価値観を超越して、全ての人を受け入れて認め合いみんなが自分らしくいられる場所を作っていこう。

これが水口社長が目指す未来形です。

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水口貴文(スタバ社長)の名言

ここでは、水口貴文(スタバ社長)の名言をいくつかご紹介しますね。

「社員に成長の機会を提供する責任が会社にはある」

https://contents.newspicks.com/

「社員に成長の機会を提供する責任が会社にはある」

会社は利益を追求する集合体であることは紛れもない事実です。

それを踏まえた上で「きちんと利益を上げ、同時に人も成長していく」というのが水口社長の考えです。

具体的に利益を上げるためには何をしなければいけないか、それは上司に言われて動くのではなく個々の社員が考え提案することで成り立ちます。

考える・工夫する・機会を与えることで社員は失敗や成功を体験し、またそれを繰り返すことで成長していくと水口社長は考えています。

これは水口社長が失敗から得た「周囲の意見に耳を傾け判断する」を象徴した言葉でしょう。

「オープンにしてぶつかり合わないと人も自分も成長しない」

「オープンにしてぶつかり合わないと人も自分も成長しない」

スターバックスには社員同士が送り合う「グリーンエプロンカード」というものが存在します。

これは模範的な行動をした人へ称賛や感謝の気持ちをカードに書き添えて渡すというシステムです。

たった1枚のカードかもしれません。

しかし、この小さな積み重ねが積り積もると価値観を共有することが出来るんだとか。

実際に、水口社長が入社直後に行った研修先で、店長から送られたカードから会社が大切にしている精神を伝えてもらえたと言います。

何の変哲もない自分の思ったことを素直に書いて送ることで、見えない「何か」を気付かせてくれるという大きな効果を生む魔法のカードですよね。

耳障りの良い言葉を羅列するのではなく、心をオープンにして接していかないと誰も成長しないという会社の思いが具現化された顕著なものではないでしょうか。

水口貴文(スタバ社長)の年収

東洋経済より
引用元:https://toyokeizai.net/

さて皆さんが密かに知りたがっている社長の年収についてに首を突っ込んでみましょう。

水口貴文(スタバ社長)の年収はいくらなのでしょうか。

2015年の東洋経済の資料(上の図)によると、スターバックスコーヒージャパンの役員年収は22,000万円となっています。

これは4代目社長の時代ですが、水口貴文社長もおおよそ同じではないかと推測されます。

なので、水口貴文社長も2億2千万円くらいの年収があるのではないでしょうか。

店舗数の増加に伴い売上は向上していますが、新しい試みなどへの投資の部分を加味すると妥当な額面かと思われますが皆さんはどう見ますか?

ちなみにランキング付すると「エイベックス・グループ」「ミスミグループ」「ファーストリテイリング」に次ぐ4位に位置しています。

すごいですね!

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まとめ

今回は「スタバ」の愛称で親しまれる「スターバックスコーヒージャパン」の水口社長の会社に対する思い、企業のトップとしての理念などについて覗いてみました。

CEOという立場でありながら常に「お客様ファースト」の気持ちを忘れない、熱い心と冷静な判断力を併せ持つ魅力ある経営者ですね。

私達もトップではないにせよ、水口イズムは心に秘めておきたいものですね。

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