ハスナットカーンはダイアナ妃が最後まで愛し続けた男性で最愛で最後の恋人と言われています。
金曜プレミアムでダイアナ元妃の特集がありますが、ダイアナ妃の元恋人ハスナットカーン医師の現在や結婚と経歴は?ダイアナ妃の最後の恋人である理由についてもご紹介します。
世界的にも有名なイギリスのダイアナ妃は1997年8月31日に36歳の若さで自動車事故で亡くなりました。
それから20年が経ちます。このニュースは世界的にも衝撃を与えました。いまだに信じられないという人も多いです。
チャールズ皇太子と離婚し、パパラッチから追いかけられ逃げていたダイアナですが、最後に自動車事故で一緒にいたドディ・アルファイド氏とは恋人関係だったのでしょうか。
ドディ・アルファイド氏はイギリスの代表的なデパートのハロッズの経営者であり、パリのリッツホテルのエジプト人オーナーであるモハメド・アルファイドの息子です。
実は、ドディ・アルファイド氏との前に交際したり別れたりしていた医師のハスナットカーン氏がダイアナ妃の本当の恋人だったのではという噂があります。
ハスナットカーンのプロフィール
名 前:ハスナットカーン
生年月日:1959年4月1日
国 籍:パキスタン系イギリス人
職 業:外科医師
専 門:心臓、肺
父親:シッド・カーン(ビジネスマン)
母親:ハーディア・カーン
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ハスナットカーンの経歴
ハスナットカーンは、パキスタンパンジャーブ州ジェルムで生まれました。
イスラム教徒で4人兄弟の長男です。
ハスナットカーンはロンドン大学を構成するロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)、医大のインペリアル・カレッジスクール・オブ・メディシン(ICSM)を卒業しています。
なんとICSMは、ノーベル賞の学者を17人も輩出したり、世界第5位の医大として選ばれたことがあるほど評価の高い大学なのです。
そのICSMでは、心臓や肺の移植手術が特に評判が高く、ハスナットカーンの専門も心臓外科医です。
ICSMを卒業したハスナットカーンは、シドニーの病院に勤務した後にイギリスロンドンに移りました。イギリスでいくつかの病院を経験し、キャリを積んでいきます。
このとき、イギリス国籍を取得し、イギリス人となりました。
ハスナットカーンとダイアナ妃の出会い
ハスナットカーンは、ロンドンで有名な心臓外科医でした。
古風で紳士的でまじめな性格のハスナットカーンは、仕事や研究に熱心で静かな環境を好むパキスタン系イギリス人でした。
ロンドンの有名な病院で心臓外科医として働いていたハスナットカーンですが、友人のお見舞いに来ていたダイアナ妃と出会います。
実はダイアナ妃の友人の手術を担当した医師がハスナットカーン医師でした。
そこでダイアナ妃はありえないほど魅力的な人と出会ったと感じたそうです。
結構濃いタイプの顔がお好きのようですね。
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ハスナットカーンとダイアナの恋人時代
そうしてハスナットカーンに夢中になったダイアナ妃は自宅の宮殿に招待し、二人で過ごします。
ハスナットカーンはジャズが好きだと知るとダイアナはジャズを研究し自宅でジャズを流すほど。
デートするときは、ダイアナが手料理をご馳走したり、長い髪のウイッグをつけてデートしていました。
ダイアナの自宅の宮殿にハスナットカーンを泊めたりして恋人同士となっていました。
しかし、ハスナットカーンとのスキャンダルがマスコミにバレてしまいます。
仕事に没頭できなくなったハスナットカーンはダイアナ妃と別れる決意をします。
ダイアナのハスナットカーンへの思い
ハスナットカーンの気持ちを取り戻すために、携帯や自宅に何度も電話し必死になりますが、ハスナットカーンは電話に出ませんでした。
病院に偽名を使ってまで電話をしますが、電話に出ませんでした。
どうにか彼の気持ちを取り戻そうと、色々考えたダイアナ妃は、ハスナットカーンの自宅の合い鍵を使って留守中に自宅に入ります。
台所や部屋を掃除したりして、部屋をキレイにして帰りを待ちました。
自宅に帰ってきたハスナットカーンは驚きます。
そりゃそうですよね。突然、自宅に人がいるのですから。
ダイアナ妃はストーカーのような行動をとったことを謝り、何とかハスナットカーンと寄りを戻します。
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ダイアナの結婚観
寄り戻した二人は休日にドライブしたり、心臓手術を見に行ったり、ファーストフードに入って食事をしたり楽しく過ごしていました。
ダイアナはチャールズと離婚してハスナットカーン氏と結婚することを強く望んでいました。
そうして、ダイアナ妃はパキスタンのハスナットカーン氏の実家まで一人で旅行もしています。
それは、ハスナットカーン氏の両親に結婚の許しをもらいに行ったのでした。
ハスナットカーン氏の一族はダイアナのためにパーティをしてくれますが、ハスナットカーン氏は、パキスタン出身のイスラム教徒でした。
チャールズとの離婚歴のある、キリスト教徒のダイアナ妃との結婚を両親は反対していました。
そうして、ハスナットカーンは、ダイアナと結婚するとマスコミに追われて仕事に没頭できない事、両親が結婚に反対していることをダイアナに告げます。
それを聞いたダイアナは、大泣きします。
ダイアナの最後の恋人
マスコミ嫌いのダイアナ妃はハスナットカーンに振り向いてほしくて、恨みを晴らすためにマスコミを利用したのではないかという説があります。
ダイアナはハスナットカーンと別れてもずっと電話をしていました。
しかし、一切電話に出ませんでした。
ある日、ダイアナはモハメッド・アルファイドから招待を受けて、休日にウィリアム王子とヘンリー王子を連れてドディ・アルファイドと一緒に休日を過ごします。
ある時はドディ・アルファイドと2人でヨットでクルーザーに出て過ごしています。
ここでマスコミにわざと掲載されるように自ら写真を撮らせたそうです。
パパラッチにスクープ写真を撮らせたのです。
週刊誌や新聞はダイアナとのスキャンダルを飾りますが、自宅に戻ると使用人にハスナットカーンから連絡はなかったかと尋ねていたそうです。
ハスナットカーンは、そのスキャンダルを知って、悲しい気持ちになったそうですが一切電話や連絡をしなかったそうです。
そうしてあの日が来ます。
事故直前までハスナットカーンに電話をし続けたダイアナがいました。
ダイアナは毎日留守番電話にメッセージを残すも、ハスナットカーンからの返事がありませんでした。
1997年8月31日、ドディ・アルファイドと夕食をしてリッツホテルから自宅に向かう途中で事故にあいました。
事故の様子を知ったハスナットカーンは、宮殿の前に行ってメッセージと花を添えたそうです。
「あの世で結ばれよう」
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ハスナットカーンの結婚
ハスナットカーンは47歳の時、アフガニスタンの高貴な家庭の娘のハディア・シェール・アリ(29歳)と2006年に結婚しています。
しかし、2008年に離婚しています。
ハスナットカーンの現在
ハスナットカーン氏は、一度ロンドンを離れています。
しかし、またロンドンに戻ってきて、また医師として働いています。
今も、心臓外科医として多くの人の命を助けています。
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まとめ
離婚したダイアナは、人命を助けるハスナットカーン氏の姿をみて、地雷撤去運動を始めたり、病院に慰問したりしました。
ハスナットカーン氏の影響で人道支援活動に全力で取り組んでいきます。
一方、ハスナットカーン氏は、自分の家族や、ダイアナとのこと、王子たちのこと、宗教や医師としての仕事のこと、色々考えた末に出した答えが別れだったのではないでしょうか。
最後に一度くらい電話で話ができたらよかったかもしれませんが、なんとも切ない出来事だと思いました。