島田慎二さんはバスケットボールチーム千葉ジェッツを運営する株式会社ASPEの社長です。
経営不振の千葉ジェッツの運営を手掛け再建に向けて事業を成功させた人です。
そこで、千葉ジェッツ島田慎二社長の経歴やプロフィールは?家族や再建とは?
という内容でまとめてみました。
島田慎二氏が手掛けた千葉ジェッツはバスケットプロリーグのBリーグで売上高、観客動員数もトップを走っています。
そんな千葉ジェッツが1月に開かれたプロとアマが集まり戦う天皇杯ではチャンピオンになりました。
ただ、凄いところは島田慎二さんはバスケットボールが未経験です。
そんな島田慎二さんを見ていきたいと思います。
島田慎二のプロフィール
名前:島田慎二(しまだしんじ)
生年月日:1970年11月5日
出身地:新潟県
学歴:日本大学法学部卒
役職:千葉ジェッツ代表取締役
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島田慎二さんの経歴(生い立ち編)
島田慎二さんの幼少期にはご両親が忙しかったようで、生まれてすぐに祖母に1年間ぐらい預けられていました。
島田慎二さんは中学を卒業すると一人暮らしを始めます。
高校では寮生活をしていたのでしょうか。
島田慎二さんの経歴(サラリーマン編)
島田慎二さんは日本大学卒業後旅行会社に入社します。
格安系旅行会社の社員として海外ツアーや航空券の販売に携わり、NO1の成績を残こします。
この成績は新規客ではなく、ほぼリピーターのみで成果を達成します。
いかにお客様から信頼されて好かれていたのかが達成でわかりますよね。
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島田慎二さんの経歴(社長編)
㈱ウエストシップ設立
1995年4月、島田慎二さんは前職の旅行会社役員とともに独立します。
法人向け旅行会社の営業として大手企業の開拓を進めました。
ただ、十数名の規模まで成長して大きくなりましたが、
9.11米国テロを契機に取締役退任することになりました。
㈱ハルインターナショナル設立
2001年12月、以前のお客様の支援のおかげで海外出張専門の旅行会社として再独立することになります。
ここで島田慎二さんは子会社含め連結売上高を20億達成します。
2010年1月、島田慎二さんは㈱ハルインターナショナルを㈱リロ・ホールディングに全株式売却し、セミリタイア生活を送るためにはあと少しのところまで来ていました。
2010年2月島田慎二さんは㈱リカオン設立し、コンサルティング事業を行います。
島田慎二さんはセミリタリア生活を送るため福岡に引っ越しの準備を進めていたところに千葉ジェッツ再建プランを立ててほしいとの依頼が来ます。
そのため、島田慎二さんは千葉ジェッツや当時のバスケ界について調べて40ページにも渡る再建計画書を提出します。
しかし、話はここで終わりません。
千葉ジェッツの運営会社の口座に残されていたのはなんと数百円未満。
「君に社長を引き受けてもらえないなら、ジェッツはつぶしてしまうことになるかもしれない」
と現在の千葉ジェッツ会長に言われ「1年くらいなら」と考え2012年2月から社長の座につくこととなりました。
その時はもう福岡でセミリタリアを送っている最中でした。
その後、2012年2月、㈱ASPE(千葉ジェッツ)代表取締役就任します。
島田慎二さんの家族は?
島田慎二さんの家族を調べてみました。
奥さんと娘さん2人いるようです。
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島田慎二さんの夢を叶える想い
島田慎二さんは、やると決めたら絶対に成し遂げるという精神のもと、人生を過ごしてきました。
大学生のときに掲げたセミリタイアの夢、セミリタイアで福岡に移住すること、社員とともに掲げた目標もすべて達成してきています。
千葉ジェッツに関しても「絶対に再建してやる」との思いから始められたようです。
根底にこのような考え、精神力があるからこそ、結果が出せるのでしょうか。
島田慎二のチーム再建
島田慎二さんは千葉ジェッツを再建するためにはまずは資金が必要となるため、スポンサー探しに傾注しました。
ただ、どうしても千葉ジェッツもベンチャー企業なので、相手にされることはありませんでした。
そこで、島田慎二さんはあるストーリーを考えそれをスポンサーに伝えることにしました。
それは「あと一億円でトヨタを倒せる!」「みんなでトヨタを倒しましょう!」このストーリーがスポンサーの心をとらえることになりました。
その後、選手を獲得することができ集客をすることができたのです。
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島田慎二が総スカンを食らう!
島田慎二さんには社員が仕事をボイコットした経験を持っています。
島田慎二さんはセミリタイアを送るという目標があったため、会社の価値を高め、その会社を売却することでセミリタイアの資金に充てる予定でした。
ただ、その考え方が従業員に伝わり、「社長の財産をつくるために俺たちは頑張ってるか?」
という風に思うことに繋がってしまいそれがゴールのようになってしまい社員が仕事をボイコットすることになってしまいました。
そこで、島田慎二さんは社員に謝罪し、「会社はみんなの幸せのためにある。考え方を改める。」
ということを素直に伝えました。
その後、会社の業績は一気に伸びました。
利益よりも幸せを優先した形の結果です。
やはり、優秀な方は修正する力に長けてますよね~。
4年前に打倒トヨタを標榜しbjリーグからNBLに移籍したジェッツが、数年で42勝16敗と終盤まで競い合い、天皇杯を獲り、日本一の観客動員数を誇るクラブになると予想した人は皆無だったと思う。何故、そこまで貪欲に道無き道を突き進むのか?バスケ界の常識を壊し、もっと発展させたいから! pic.twitter.com/tqfWdZOus9
— 島田 慎二 (@SHIMADASHINJI) May 3, 2017
4Q残り3分46秒11点差から粘りのOT。得意のスリー攻勢で激闘を制す!誰もが厳しいと思った状況の中、最後まで諦めない気持ちのこもったG1。この勝利はアウェーを感じさせないジェッツブースターの『赤』と『大声援』のおかげです!ありがとうございました!明日も!@hiroshi93 pic.twitter.com/UrvCFbhXZx
— 島田 慎二 (@SHIMADASHINJI) April 15, 2017
ラジオ日本 「枡田絵理奈とあしたのリーダーたち」という番組に出演させてもらいました!!なんと枡田さんは偶然?赤の洋服を着て頂いていた上にジェッツの試合も観戦したことがあり〇〇選手のファンだったそうです!放送は6月18日朝7時30分から45分です! pic.twitter.com/gT9bzI60Qq
— 島田 慎二 (@SHIMADASHINJI) May 10, 2017
このような大きな結果を残す方はやはりどこかで一回は躓いていますよね。
ただ、「過ちを素直に認め考え方を改める」このサイクルが成功の秘訣のような気がしてなりません。