斉藤智也(さいとうともや)監督は福島県の聖光学院高校野球部監督です。

聖光学院高校は甲子園出場の常連校ですね。

そこで斎藤智也監督(聖光学院)の経歴やプロフィール、息子や名言、人生に役立つ野球の指導方法をご紹介します。

斉藤智也監督は甲子園11年連続出場をしている監督です。

その強さの秘密の指導方法は何でしょうか。

早速掘り下げてみていきましょう。


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◆聖光学院高校とは

聖光学院高校は福島県伊達市にあります。
1962年に創設され1979年に男女共学となった私立高校。

生徒数は760名。
野球部員数は125名。

甲子園常連校で有名な聖光学院のモットーは「不動心」。
野球部が大切にしていることは「心」。

春の甲子園出場4回 ベスト8進出1回
夏の甲子園出場14回(11年連続14度目)ベスト8進出4回


<主な卒業生>
・歳内宏明(阪神・投手)
・横山貴明(楽天・投手)
・八百板卓丸(楽天・野手)
・園部聡(オリックス・野手)

◆聖光学院高校野球部の特徴

聖光学院は重量級の打線が目玉。

1度火がつくと止まらない打線が強すぎる。

◆斎藤智也監督のプロフィール

斎藤智也監督

http://www.minpo.jp/pub/topics/
hsb/2012/05/post_216.html



名前:斎藤智也
   (さいとうともや)
生年月日:1963年6月1日
年齢:54歳(2017年12月時点)
出身:福島県福島市
高校:福島県立福島高等学校
大学:仙台大学
身長:172cm
体重:75kg
職業:保健体育科教諭、野球部監督

◆斎藤智也監督の経歴

斎藤智也監督は福島高校時代にはエース投手や外野手として活躍。

仙台大学時代は外野手で4番打者として活躍していました。


1987年聖光学院高校の保健体育の教諭として赴任後、長く野球部部長を務めています。

1999年 9 月より野球部監督に就任。


わずか監督就任2年目の2001年に甲子園初出場を果たします。

そうして斎藤智也監督率いる聖光学院は、2017年夏には11年連続の甲子園出場校となり、甲子園出場常連校となりました。


2011年には、第9回AAAアジア野球選手権大会日本代表のコーチに抜擢されています。

そんな斎藤智也監督でも苦労した時代がありました。

◆斎藤智也監督の挫折

聖光学院は夏の甲子園常連校となりましたが、斎藤智也監督も人間です。

挫折した時期もありました。それは大学受験の失敗から始まります。


大学受験失敗したこと
浪人時代のねじ曲がった成年期だったこと
・偏差値68の福島県トップの進学校から地方体育大学進学へのコンプレックス
・聖光学院に就任後、なかなか野球部監督に押されなかったこと


このように、斎藤智也監督は1987年に野球部部長に就任後、監督就任まで12年かかりました。

1999年に野球部監督に就任した時には、「3年以内に甲子園出場しなければ「クビ」」と言われたそうです。


しかし、斎藤智也監督は、監督就任わずか2年で甲子園出場を果たします。

その時のことを振り返って、「心は鍛えれば鍛えるほど無限である。人格を研ぎ澄まし、潔いプレーができる選手の育成に努めてきた」と語っています。


斎藤智也監督が監督就任してからの2000年以降の実績はこちらです。

春の甲子園出場 4回 ベスト8進出1回

夏の甲子園出場14回 ベスト8進出4回


すごいですよね。

特に、夏の甲子園出場では、11年連続の14度目の出場です。

いかにして人材育成や野球指導してきたのでしょうか。

斎藤智也監督の野球指導法には熱い教育への情熱がありました。

その裏話をご紹介します。

◆斎藤智也監督の裏話

斎藤智也監督は、2011年に第9回AAAアジア野球選手権大会日本代表のコーチに抜擢されています。

これはいわゆる日本代表のコーチです。

このときの指導者のメンバーは4人。

高校野球のファンにしたら監督の豪華メンバーですよね。


●監督
横浜高校の渡辺元智監督(※教え子:松坂大輔、涌井秀章、筒香嘉智など)

●アドバイザー
星稜高校の山下智茂監督(※教え子:松井秀喜など)

●コーチ
浦和学院の森士監督(※教え子:今成亮太、大竹寛など)

●コーチ
聖光学院の斎藤智也監督(※:教え子:歳内宏明、園部聡など)


このように、高校野球全国優勝した経験のある野球部監督が全国にいる中でコーチに抜擢されたのですから、斎藤智也監督もそれだけすごい監督なのです。

しかし、最初は甲子園で優勝経験がないために荷が重いと辞退を申し出たそうですが、いい機会ですからと参加してほしいと高校野球連盟に言われたそうです。

そうしてせっかく参加した斎藤智也監督は、ただでは参加はしません。


実はこの大会期間に横浜高校の渡辺監督を常にマークし、貪欲に野球の話を聞いていたのでした。

しかも、本当に貪欲です。

それが・・・。


特に斎藤智也監督が貪欲だな~と思ったのは、食事会の後に行った二次会でのお話です。

監督たちは二次会ではスナックに行ったそうです。

野球指導について貪欲な斎藤智也監督は、渡辺監督の横をキープすることを狙っていました。


そうですよね。

横に並んで座る事ができたら、ねほりはほり、話を聞くことができる可能性があるのですから。


そうしてスナックのお店の席にも関わらず、斎藤智也監督は女の子を差し置いて、マークしていた横浜高校の渡辺監督の隣にピタッと座ってしまうのです。

これに成功した斎藤智也監督は、渡辺監督の野球の考え方、原動力、孤独との戦い方など質問して勉強する事2時間。

しかも、マンツーマンで教えを学んだそうです。


なんて貪欲なんでしょうね。

斎藤智也監督の貪欲でまじめな姿勢に横浜高校の渡辺監督も気に入ったようで、「あんたが,福島で負けない理由が分かったよ」とまで言われたそうです。


どんな状況でも、常に意見を求めたり学ぼうとする姿は素晴らしいですよね。

そのような貴重な機会を斎藤智也監督は野球への情熱にと変えていかれたようです。

そんな斎藤智也監督が日頃よく読む本は「松下幸之助」「稲森和夫」「鍵山秀三郎」「安岡正篤」。


やはり、大学受験の失敗や、大学コンプレックスから成功者への意識が高い監督になられたのではないでしょうか。

こうして、甲子園11年連続出場されている監督は勉強されているようです。

そんな斎藤智也監督の野球指導法は感動的です。


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◆斎藤智也監督の指導方法

斎藤智也監督は、人材育成、指導方法、教育についての講演依頼が絶えません。

それは、斎藤智也監督の人材育成や指導方法が全国でも注目されているからです。

聖光学院高校野球部が大切にしているのは、野球技術よりも先に「心」だそうです。

斎藤智也監督の指導方法とはどのようなものなのでしょうか。

①感謝の心を育てる

野球ができる環境に感謝することは大切です。

そのため、斎藤智也監督はレギュラーではない選手ほど発言を目立たせるなどの工夫をしています。

それは、選手を支えてくれている仲間の存在に感謝し、ぶれない人間に成長できるように心がけて選手を育成しています。

②仲間への思いやりの心を育てる

「命がけ」になれるのは自分のためではなく他人のためだからできるそうです。

仲間を想う強い絆を持った野球チームを作るためには、仲間への思いやりの心を育てることが大切だそうです。

そのために仲間への思いやりの心を育てています。

チームメイトが最高のプレーをするためには、今、自分に何ができるかを考える力も養成されているのでしょうね。

③不動の心を育てる

野球で一度のミスをしてしまうと、引きずって不安を覚えるそうです。

そのため、野球部員が「いかに潔く負けるか」を目標にしているそうです。

斎藤智也監督は、野球部員にこの不安(困難)を成長の機会として捉え、何事にも動じない心「不動心」を育てるためにミーティングを行っています。

④人間力を育てる

高校球児は甲子園という憧れの夢の舞台に出場するために、野球以外のことを犠牲にしてしまった結果、その後の人生を台無しにする人もいるようです。

そうならないためにも、指導者として、野球部員の生徒が世の中に尽くせる人間に成長してくれること願って、高校卒業後も社会で通用する人間となれるように育成しています。


そのためには「人間力」が大事だそうです。

人間力とは何か?


人間生きている以上、困難や苦難があります。

その苦しい時をどうやって向き合って、どう乗り越えていくのか。


そのためには、逃げ出さずにすべてを受け入れることのできる大きな器そして、困難と戦っていく強さを身に付けることと言っています。

この強さが「人間力」だそうです。


斎藤智也監督は、聖光学院の野球部員たちにその「人間力」を教えているのでした。

それは、根性論ではなく真髄であり、本質なのだと言っています。



こうして「人間力」を身に付けた選手たちは、プレッシャーを受ける場面で力を発揮することができ、社会でも通用する人間に成長できるのだそうです。

この斎藤智也監督の教えや指導方法は、甲子園11年連続出場という結果を見れば一目瞭然ですよね。

いかに選手たちの先のことまで考えて指導しているのかがよくわかります。

これは、目には見えない「心」の教育ですよね。

そんな斎藤智也監督の名言を集めてみました。

◆斎藤智也監督の名言

「うまい選手はいらない。強い選手しか使わない」

「情熱がすべてで、技術は二の次、俺が欲しいのは強い人間だ」

うまい選手よりも強い選手と斎藤智也監督は言います。聖光学院では人間力が伴っている選手が強い選手であるとのこと。つまり、いくら野球の技術が高くても人間力がない選手は起用されないということですね。

「強いとは、心が強い、動じない、屈しない、攻めるというほかにやさしさでもあると思います。」

聖光学院で斎藤智也監督から野球を習うと野球がうまくなるだけでなく、社会に出てからも活躍できる人間になりそうです。むしろこっちを重要視しているように思えますね。私の子供も聖光学院に入学させたくなってきました・・。

◆斎藤智也監督の息子

●長男 斎藤寛生さん 聖光学院→仙台大→東邦銀行に入行。

夏甲子園の予選では打率391を高打率を残し、第91回全国高校野球選手権大会にレフト出場。

仙台大学の監督も「振り切る力を持っている」とお墨付きを得て、仙台大学に入学した後、東邦銀行に入行。


●次男 斎藤英哉さん 聖光学院→詳細わからず。

斎藤智也監督は「人並みの結果で使うつもりはない。人の倍以上の成績を出して、レギュラーとして使うか考える」と言って、厳しく接していたようですね。

その英哉さんは夏の甲子園の予選で打率476の高打率をマーク。

そして、甲子園では、履正社との第三回戦の試合で、同点8回裏にレフトスタンドにホームランを打ち、それがチームをベスト8に導く決勝弾になりました。

◆まとめ

斎藤智也監督は、厳しくもありますが情熱のある人で優しく思いやりのある方ですね。

監督としても、人間としても、教育者としても本当に素晴らしい方だと思います。


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