門馬敬治(もんまけいじ)監督は神奈川県の東海大相模高校の野球部監督です。
夏の甲子園には神奈川県代表として4年ぶり11回目の出場です。
そこで門馬敬治監督(東海大相模)の家族(息子と娘)や評判!経歴や原辰徳との関係についてまとめました。
甲子園の常連校であり、甲子園優勝候補として注目される東海大相模高校野球部の門馬敬治監督についてご紹介します。
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東海大相模高校とは
東海大相模高校は、正式には東海大学付属相模高等学校です。
神奈川県相模原市南区に位置し、東海大学付属で男女共学の中高一貫校の私立学校です。
創立は1963年。
東海大相模高校は、甲子園の常連校として有名ですが、野球だけではなく、柔道、テニス、吹奏楽、剣道などの強豪校としても知られています。
そのため、卒業生には有名なスポーツ選手も多いのが特徴です。
例えば、
野球では、原辰徳 (元巨人監督)、菅野智之(プロ野球選手)など
柔道では、山下泰裕 (金メダリスト)、井上康生 (金メダリスト)など
このように部活動が盛んな東海大相模高校ですが、学業と部活動の文武両道をモットーに教育しているので進学率も高い学校です。
東海大相模高校野球部
2015年以来の全国制覇へ-。⚾
「挑戦者の気持ち忘れず」 東海大相模ナインらが本社訪問https://t.co/MtFMLcCLG6#神奈川新聞 #カナロコ #高校野球 #高校野球神奈川大会 #東海大相模 pic.twitter.com/9qYA4ZpAO0— 神奈川新聞社ローカルニュース (@KanalocoLocal) July 30, 2019
東海大相模高校野球部の部員数は90名です。
甲子園でも優勝経験のある強豪校。
2015年以来の夏の甲子園出場ですが、なんと、前回の夏の甲子園で優勝しています。
今年も全国最多181ものチームが出場した神奈川県大会を圧倒的なパワーで制したハイレベルのチームです!
東海大相模高校の甲子園の実績
東海大相模高校野球部の春夏甲子園の出場については、春10回、夏11回目の合計21回も出場しています。
その中で、優勝は春2回、夏2回で合計4回も全国制覇していました。
春:出場10回(優勝2回 準優勝1回)
夏:出場11回(優勝2回 準優勝2回)
・1970年 夏 甲子園 優勝
・2000年 春 甲子園 優勝
・2011年 春 甲子園 優勝
・2015年 夏 甲子園 優勝
門馬敬治監督(東海大相模)のプロフィール
名 前:門馬敬治(もんまけいじ)
生年月日:1969年12月18日
年 齢:49歳
(2019年8月時点)
出 身:神奈川県横浜市
中 学:東海大相模中学校
高 校:東海大相模高校
大 学:東海大学
職 業:高校野球部監督、高校教師(社会科)
授業担当:社会科
門馬敬治監督(東海大相模)の経歴
門馬敬治監督は横浜出身ですが、中学から大学まで東海大相模、東海大学の学生です。
東海大相模高校の球児として現役では内野手で野球部の主将を務めていました。
しかし、甲子園の夢はかないませんでした。
その後、門馬敬治監督は東海大学に進学。
大学時代では故障してしまい、泣く泣く選手からマネージャー兼コーチに転向します。
ちなみに、東海大学時代の野球部チームメイトには3つ上の先輩に若林弘泰氏がいました。現在、東海大菅生高校野球部監督ですね。
門馬敬治監督は大学卒業後、東海大学野球部コーチ、東海大相模高校の野球部コーチを経験。
そして、前任の監督の指名により29歳の若さで1999年に東海大相模高校野球部監督に就任しました。
門馬敬治監督(東海大相模)の実績
有名な原貢監督の後任として東海大相模高校野球部監督に就任した門馬敬治監督の実績はこちらです。
これまで東海大相模高校野球部は4回の優勝経験がありますが、そのうち門馬敬治監督が甲子園で全国優勝を3回も導きました。
<甲子園優勝>
2000年:第72回春の甲子園大会 優勝
2011年:第83回春の甲子園大会 優勝
2015年:第97回夏の甲子園大会 優勝
なんと、門馬敬治監督はこれまでに3回も全国優勝し、全国制覇しています。
しかも、2000年の春の甲子園は、監督就任して2年目でした。
なんとすごいですよね。しかし、順風満帆ではありませんでした。
1999年に監督に就任後、2000年に全国優勝するもその後、苦しめられます。
門馬敬治監督(東海大相模)の挫折
東海大相模は甲子園の常連校ですが、そんな門馬敬治監督もつらい挫折を経験している監督でした。
門馬敬治監督が挫折について「一生忘れない」と語るのは、監督就任2年目で全国制覇したことが裏目に出たからです。
それは、2000年春の甲子園優勝以降、春の甲子園には出場するも夏の甲子園出場はかなわなかったからでした。
東海大相模高校野球部を率いる門馬敬治監督は、スランプに陥り苦戦の戦いが始まります。
OBからは「夏の甲子園出場しなければ意味がない」と厳しい意見を言われたり、ファンから罵声も浴びました。
そこから、野球部を修正するためにいろんな各界の人に聞いて回ったそうです。
しかし、このような苦労は野球部員には一切見せなかったそうですね。
そうして、2010年の夏、念願の「夏の甲子園出場」を決め、決勝までかちすすめます。
しかし、なんと決勝戦で東海大相模(神奈川)1-13興南(沖縄)という大量失点での惨敗を経験してしまいます。
この時、沖縄の興南旋風に選手だけではなく、門馬敬治監督も自分を見失った大敗を経験しました。
<2010年夏決勝戦>
東海大相模000_000_100 計 1
興 南000_715_00x 計13
しかし、このままで終わる門馬監督ではありませんでした。
翌年2011年の春のセンバツ甲子園でも優勝し、2015年には夏の甲子園で念願の優勝をされたのです。
門馬敬治監督(東海大相模)の評判や野球指導
門馬敬治監督は、野球指導は厳しかったそうですが、情に厚い人だと評判です。
それにはたくさんのエピソードがあります。
・野球指導に関する苦労は選手には見せない。
・高校野球の監督になった教え子には電話をかけて気遣う。
・門馬敬治監督の自宅は、学校敷地内の野球部寮の横である。
・社会の授業もわかりやすい。
いつも選手に寄り添い、生活のすべてをかけているのが門馬敬治監督だそうです。
そのため、卒業した教え子からは今も慕われているそうですね。
門馬敬治監督の選手に対する配慮や気遣いが、きっと選手に伝わっているのだと思います。
門馬敬治監督(東海大相模)と原辰徳の関係
東海大相模野球部と言えば、原貢(はら みつぐ)元監督は有名です。
原貢元監督は、門馬敬治監督が高校時代の野球部監督だったので恩師でもあります。
また、原貢元監督のもとで野球部のコーチに就任します。
そうして、のちに門馬敬治監督をコーチから監督に指名したのは原貢元監督でした。
実は、門馬敬治監督の恩師でもあり、前監督の原貢元監督は、あの原辰徳氏(元巨人監督)の父親です。
原貢元監督は、故障で選手から裏方になった苦労人の門馬敬治監督の素質を見抜いていました。
早くから付き人のように行動を共にさせ、車の運転手もさせていたそうです。
そんな門馬敬治監督は、原貢元監督から野球の話はもちろん、戦国武将や政治の話の中で攻撃や人の動かし方などを教わったそうです。
そのため、門馬敬治監督は原貢元監督を「おやじさんは人生の教科書」と語っています。
原貢元監督は後継者に門馬敬治監督を早くから息子のように育てていたのですね。
一方で、原貢元監督の実の息子の原辰徳氏も東海大相模高校出身で野球部でした。
原辰徳氏が現役の高校球児手として在籍していたのは、1974年~1976年です。当時、東海大相模高校野球部で原貢・原辰徳の親子は、「監督と選手」として活躍し、「父子鷹」として話題でした。
とにかく原貢元監督は、息子の原辰徳氏には鬼のように厳しく指導し、超スパルタ教育をされたそうですね。
「監督と選手」という立場は複雑な親子関係にしてしまうようです。
そんな門馬敬治監督にも家族、息子がいます。
門馬敬治監督(東海大相模)の家族
門馬敬治監督にも家族がいます。
東海大相模高校で原貢・原辰徳の親子で「監督と選手」として活躍されたように、門馬敬治監督も息子の門馬大さんと親子で「監督と選手」として東海大相模高校で野球をされていました。
高校野球の監督は生活すべてを野球に注ぐので、仕事で家を空けることも多いそうです。
そのため、家族旅行もあまり機会がなかったそうですね。
そんな門馬敬治監督の家族はこちらです。
妻 :門馬七美枝さん
長男:門馬大(ひろ)さん
長女:門馬花(はな)さん
次男:
東海大相模の選手と監督
門馬親子に
甲子園は振り向かなかった。#東海大相模 #門馬敬治 #監督 #長男 #門馬大 #三塁手#高校野球 #甲子園 #お父さん #息子 #師弟 @eijyun_BB pic.twitter.com/XCUM0Xc8KX— 栄純@野球ビッグプレイ (@eijyun_BB) 2017年8月4日
門馬敬治監督(東海大相模)の息子
名前:門馬大
(もんまひろ)
高校:東海大相模(2017年度卒業)
大学:東海大学
ポジション:3塁手(東海大相模高校)、内野手(東海大)
投打:右投・右打
門馬大(もんまひろ)さんは、門馬敬治監督の長男です。
小学2年生から野球を始めた門馬大さんは、現在、大学生。
高校時代は原辰徳氏もつけた背番号5をつけての三塁手でした。
監督が父親だった門馬大さんは、高校時代の当時の野球指導は厳しく、グランドでは父親の顔を一瞬もなかったと語っています。
親子で甲子園を目指し神奈川県大会では決勝まで勝ち進みますが、惜しくも甲子園出場はかないませんでした。
現在は、東海大学に進学し、内野手として活躍しています。
そんな門馬大さんは、父親の門馬敬治監督のように将来は「高校野球の監督」の道へ進みたいそうです。
2日前高校野球が終わりました。2年半辛いことばかりでしたが仲間の支えがあり乗り越えられたこともたくさんありました。監督と選手そして親子として戦ってきた2年半は特別で幸せでした。そして何よりこの仲間と一緒に野球が出来て幸せでした。2年半ありがとう! pic.twitter.com/34aAwtQtJV
— 門馬大 (@monmahiro05) 2017年7月31日
門馬敬治監督(東海大相模)の娘
門馬敬治監督には娘さんもいます。門馬花さんです。
門馬花さんは2017年4月に東海大相模高校に入学し、東海大相模高校の野球部マネージャーとして野球部を支えています。
なんと昨年は監督、選手、マネージャーとして親子3人が甲子園を目指す野球部のメンバーとして話題になりました。
門馬敬治監督の娘さんも東海大相模高校野球部が大好きなのだと思います。
家族そろって東海大相模高校を支えているので素敵な家族ですね。






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