東洋大学は、箱根駅伝で2014年の優勝から4年ぶり5度目の優勝を狙っています。
そんな東洋大学の箱根駅伝2018年の注目メンバーの陸上成績や記録、出身高校や身長体重についてご紹介します。
東洋大学は今年の出雲駅伝や全日本大学駅伝では途中までトップ争いをしています。
箱根駅伝では粘り強さで優勝を勝ち取ることができるでしょうか。気になる注目選手を見ていきましょう。
東洋大学
2009年の「山の神」柏原竜二の誕生により東洋大学は一躍注目を集める存在となりました。
それ以前にも箱根駅伝に出場していたものの優勝経験はありません。
まさに山を制するものは箱根を制す。その言葉通りですね。
しかし、今の東洋大学は優勝から遠ざかっています。
駅伝を走る東洋大学の選手の腕には「その1秒をけずりだせ」の文字があります。
たった1秒ですが、その一人1秒に泣いた選手達が来年の箱根駅伝で王者奪還できるのか。
東洋大学の有力な選手を紹介していきます。
スポンサーリンク
野村峻哉選手・4年生
名前:野村峻哉
(のむら しゅんや)
生年月日:1995年4月22日
出身:鹿児島県志布志市
高校:私立鹿児島城西高等学校
身長:173cm
体重:55kg
<自己ベスト>
5000m:14分06秒07(2016年)
10000m:29分16秒42(2015年)
ハーフマラソン:1時間06分21秒(2016年)
<主な成績>
15関東IC10000m10位
15出雲5区3位
15全日本6区2位
16奥球磨ロード28位
16関東IC5000m18位
16出雲5区9位
17箱根9区1位
東洋大学の駅伝チームの注目すべき選手は、やはり主将の野村峻哉選手です。
野村峻哉選手は箱根駅伝優勝校である青山学院大学主将の吉永竜聖選手と同じ鹿児島城西高校の出身。
野村峻哉選手は吉永竜聖選手に対し、「吉永はいいやつ。今でも仲がいいです。でも駅伝シーズンに入ったら連絡を取りません。チームとしても、主将としても負けたく無い。」とライバル意識を向けています。
野村峻哉選手は必要なことはきちんと言える選手で、走りでの成長も見えるようです。
東洋大学陸上競技部(長距離部門)の主将になり、より一層責任感と陸上への思いが強くなったのかもしれません。
山本修二選手・3年生
名前:山本修二
(やまもとしゅうじ)
生年月日:1996年8月17日
出身:広島県
高校:私立遊学館高等学校(石川県)
身長:173cm
体重:55kg
<自己ベスト>
5000m:13分56秒49(2017年)
10000m:28分50秒64(2017年)
ハーフマラソン:1時間02分56秒(2017年)
東洋大学のエースと言われているのは3年生の山本修二選手です。広島県出身ですが、高校は石川県金沢市にある私立遊学館高校出身です。
柏原竜二選手、設楽兄弟、服部兄弟に次ぐエースとして大注目を集めているのが山本修二選手なのです。
標高1250mの菅平高原での30km走で常にトップを走りチームを引っ張っていきました。
前回の箱根駅伝では山本修二選手が花の2区に起用されましたが、その時は区間11位と振るわず、酒井俊幸監督からは「つなぎの2区」と言われてしまいました。
しかし、次は「勝負の2区」にしたいと期待されています。
山本修二選手は「上り」にも定評があるので5区に起用されることもありえますね。主力の4年生が怪我で走ることができない時期も「今まで以上に責任感を持ちたい」と言っていました。
ちなみに、現在マツダ所属ですが、東洋大学OBで箱根で優勝した時のメンバーだった山本憲二さん、東洋大学在学中の山本信二さんは実の兄です。
スポンサーリンク
相澤晃選手・2年生
名前:相澤晃
(あいざわ あきら)
生年月日:1997年7月18日
出身:福島県須賀川市
高校:私立学校法人石川高等学校
身長:178cm
体重:62kg
<自己ベスト>
5000m:13分48秒73(2017年)
10000m:28分44秒19(2017年)
ハーフマラソン:1時間02分05秒(2016年)
2年生からは相澤晃選手を紹介します。
3年生では山本修二選手ですが、2年生では相澤晃選手にぜひ注目してほしいです。
学法石川高校(福島県)出身で、身長178cmと長距離ランナーとしては大きい選手です。
相澤晃選手は、1年生の時に箱根駅伝、出雲駅伝ともに走れず悔しい思いをしました。
その分、チームに貢献したいと強い思いを語っています。
その気持ちは十分結果に出ていました。
2016年に行われた全日本大学駅伝では3区を走り見事4位。2017年出雲駅伝では2区6位。
そして2017年全日本大学駅伝では1区を走り1位と素晴らしい結果です!
念願である箱根駅伝には出られるのか?そしてどの区間を走るのか、期待が高まります。
西山和弥選手・1年生
名前:西山和弥
(にしやまかずや)
生年月日:1998年11月5日
出身:群馬県
高校:私立東京農業大学第二高等学校
身長:167cm
体重:53kg
<自己ベスト>
5000m 13分51秒58(2017年)
10000m 28分44秒88(2017年)※日本人トップ
2017年の全日本大学駅伝では1〜3年生がメインとなりオーダーを組まれた東洋大学です。その1年生で3区を走ったのは西山和弥選手です。
そんな西山和弥選手の出身高校は、群馬県にある東京農業大学第二高等学校。
なんと、2017年9月に行われた日本学生対校選手権10000mでリオデジャネイロ五輪3000m障害代表の塩尻和也選手(順天堂大学)と激しく3位争いし、西山和弥選手が見事勝ち取りました。
この西山和弥選手の結果は、今大会の日本人トップの成績です。
この結果に本人は「いい練習が出来ていたので、このくらいのタイムが出せると思った」とあくまで冷静な考えを見せました。
さらに、西山和弥選手は「箱根駅伝はあくまで通過点。将来はマラソンの世界でメダルを取る選手になりたい」とコメントするほど。
西山和弥選手は大学1年生ですが、落ち着いた雰囲気の中に強気で度胸のある選手のようですね。
スポンサーリンク
まとめ
今の東洋大学は1年生から4年生まで力のある選手が揃っていると感じました。
4年生がチームを引っ張っていくのは当たり前ですが、それを後輩たちが押し上げ、一人一人が責任感を持ってチームに貢献していく。。。
そのように感じました。
最近酒井俊幸監督の笑顔をテレビで見ていません。
来年の箱根駅伝では総合優勝を果たし、久々に監督の笑顔と胴上げシーンを見たいものですね。
<箱根駅伝 関連記事>
早稲田大学の箱根駅伝2018年メンバーを紹介!陸上成績や記録と出身高校も
中央大学の箱根駅伝2018年メンバーを紹介!陸上成績や記録と出身高校も
青山学院大学の箱根駅伝2018年メンバーを紹介!陸上成績や記録と出身高校も
神奈川大学の箱根駅伝2018年メンバーを紹介!陸上成績や記録と出身高校も
ドミニクニャイロ(山梨学院)の記録や箱根駅伝の成績!強さの秘訣や留学の理由